国蝶オオムラサキの様子

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谷戸沢処分場のオオムラサキの羽化が始まりました。オスのオオムラサキは青紫色の翅を広げて、エノキの枝に止まっています。

なわばりを作っているようです。これから続々とオスの成虫が羽化してくることでしょう。

今年度の「国蝶オオムラサキ見学会」は中止となりましたが、その様子を更新していきますのでお楽しみください。

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本日の調査により蛹が434個体となりました。確認された蛹にはピンクテープで印をつけます。

写真は保全ケージ内のほんの一部ですが、葉が食べ尽くされている枝も見受けられます。

里山的自然環境が復元された谷戸沢処分場では、これだけの個体数を自然に近い状態で育成できます。

羽化もはじまりきれいなオス個体が飛び回りはじめたので、これからの羽化ラッシュが楽しみですね。

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ケージで羽化したオオムラサキを、職員の手から森へ放蝶しました。

名残惜しそうにしばらく手に止まっているオオムラサキもいましたが、みんな元気に飛んでいきました。

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羽化シーズン真っただ中のオオムラサキですが、実はまだ幼虫も見られます。

他の幼虫が蛹や成虫になるのを尻目に、むしゃむしゃとエノキの葉っぱを食べている姿を発見しました。

それにしてもかわいい顔だと思いませんか?

この姿に癒されながら日々の保全作業を行っています。

たくさん食べて立派な成虫になってほしいですね!

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オオムラサキのオスとメスがお見合いしていました。

メスに比べて体が小さいオスは、素早く飛び回ってメスにアピールします。

が、この後メスは逃げてしまいました・・・。

今年はケージの中のオオムラサキが多いので、あちらこちらでペアができています。

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ケージ内ではオオムラサキの羽化が進んでいますが、

処分場内の草原ビオトープでは、カヤネズミが巣作りを始めています。

なかなか撮影できないかわいいカヤネズミの姿を、今回、撮影することができましたのでご覧ください。

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本日はケージ内でオオムラサキのカップルが6ペアも成立していました!

谷戸沢処分場のオオムラサキケージでは、羽化した成虫は定期的に放蝶しているため、本当に限られた時期でしかオスとメスが一緒にいられません。

まさに運命の出会い…!

交尾中のカップルに別のオスがちょっかいを出している場面もあり、恋の駆け引きが繰り広げられています。

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本日の天候は雨でした。

ケージ内のオオムラサキは葉の裏側に隠れて雨宿りをしていました。

少しの雨なら平気なオオムラサキですが、たくさん降ると飛ばずにじっとしている個体が多くなります。

早く放蝶したいところですが、しばらく雨の日が続きそうです。

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雨が続く中、オオムラサキのメスが次々と羽化しています。

羽化したばかりの翅はとても柔らかく、まだ飛ぶことはできません。

雨の日は翅が乾くのに時間がかかるようで、半日ほど葉の裏でじっとしています。

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ケージ内でもオオムラサキの卵が見つかりました!

ケージ内にあるエノキの葉に、たくさんの卵がついていました。

直径1ミリメートルほどの卵は、小さいスイカのような形をしています。

そろそろ、卵がみつかっても良い時期とは思っていましたが、

見つけられると、とてもうれしいものですね。

産み付けられた卵は6~10日ほどでふ化し、

また、次の世代に命がつながっていきます。

 

引き続き、ケージ内でのオオムラサキの様子を見守っていきたいと思います。

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今日はオオムラサキが卵を産んでいる姿を発見しました。

エノキの葉に、緑色の丸い卵を一つずつ丁寧に産みつけていました。

産卵シーンはなかなか見ることができませんが、きっと他の場所でもたくさん産んでいることでしょう。

そろそろ卵から孵った幼虫も見られるかもしれません。

 

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オオムラサキのエサ台はケージ内だけでなく、ケージ外にも設置されています。

本日はこのケージ外のエサの交換作業がありました。

オオムラサキのエサにはパイナップルやバナナなどを使用しています。

作業をしていると甘い匂いにつられたのか、オオムラサキのメスが飛んできました。

設置直後のパイナップルから吸蜜する様子を観察することができました。

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オオムラサキケージには、コナラを使ったエサ台があります。

オオムラサキはクヌギやコナラから出る樹液が好きなので、同じような場所を再現するために作りました。

周辺樹林で剪定したコナラの枝に穴をあけ、中に昆虫ゼリー等を入れています。

このコナラで、今日もメスが仲良く吸蜜していました。

お食事が終わったら、ケージの外に放蝶します。

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本日の調査により、印をつけていた蛹が全て羽化し終わったことが確認されました。

これまでの累計放蝶数はオスとメスを合わせて601頭にもなります。

まだケージ内に何頭か残っていますが、これだけの個体数が成虫まで育ち、

元気に飛び立っていってくれたことは、大変喜ばしいことです。

写真は羽化殻です。

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7月16日に見つけた卵を見に行くと、卵の様子が変わっていました。

産み付けられたばかりの卵は緑色でしたが、今日は白く透き通り、殻が割れてこげ茶色の頭がのぞいている卵もあります。

しばらく見ていると、ついに小さな幼虫が出てきました。

幼虫はふ化すると、すぐに自分の卵の殻を食べ始めました。

ふ化したばかりの5mm程の幼虫と、翅を広げると10cm程にもなる成虫の両方が見られるのは、この時期だけです。

今日ふ化した幼虫も、一年かけて立派なオオムラサキに育ってほしいですね。

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本日の調査によりケージ内の成虫がすべて放蝶されました。

放蝶の際は、ただケージの外に出すのではなく、

谷戸沢処分場内の各地で放蝶するようにしています。

写真は森で放蝶する様子です。

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ケージ内でオオムラサキの二齢幼虫が確認されました。

一齢幼虫には角がなく背中の突起も目立ちませんが、

一週間ほどして二齢幼虫になるとオオムラサキの特徴が現れてきます。

これからもすくすくと育っていってもらいたいですね。

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谷戸沢処分場の中で、オオムラサキのオスを見つけました。
縄張り争いを繰り広げてきたためか、翅がボロボロになっています。
それでも夏の日差しの下を力強く飛ぶ姿は、とてもたくましいです。


今年の夏も、多くのオオムラサキを谷戸沢処分場で見ることができました。
ケージから放蝶したオオムラサキ達から、多くの子供たちが生まれています。
来年も、美しくそしてたくましいオオムラサキたちに会えるといいですね。