搬入状況実績と推移

二ツ塚処分場(エコセメント化施設を含む)には、多摩地域30市町村のうち25市1町の一般廃棄物が搬入されています。令和元年度の搬入量(6万6千立方メートル)はピーク時の平成12年度(15万9千立方メートル)と比べ容量で41.6%と半分以下となっています。 限りある最終処分場を有効に活用していくために、今後とも住民・事業者・行政が力を合わせてごみ減量・リサイクルを進めていくことが必要です。
令和5年度二ツ塚処分場(エコセメント化施設を含む)搬入状況実績
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1. 廃棄物搬入量の概要について

・令和5年度の二ツ塚処分場(エコセメント化施設を含む)へ搬入された焼却残さの総量は重量で約6万8千トン、容量で約5万5千立方メートルでした。

・前年度実績との比較では、重量で約2千4百トン(3.5%)減少し、容量では約2千5百㎥(4.3%)減少しました。

2. 組織団体別搬入量について

3. 二ツ塚処分場(エコセメント化施設を含む)への搬入量の推移

・不燃残さの搬入量については、顕著な減少傾向をたどり、平成30年度からは不燃残さの搬入はありません。

・焼却残さの搬入量については、平成25年度以降、ほぼ横ばいで推移していましたが、中間処理施設の灰溶融炉停止等の影響で平成28年度に増加した後、令和2年度まで同水準で推移し、令和3年以降は搬入量が減少しました。

・令和5年度に焼却残さ量が対前年度比で減少した団体(26団体中18団体)中、5%以上減少した団体(10団体)では、 コロナ禍明けによる外出頻度が多くなったことや、物価高騰による消費の抑制によって家庭系可燃ごみが減少したことなどにより、エコセメント化施設への搬入量が減少となりました。

二ツ塚処分場(エコセメント化施設を含む)への搬入量の推移

(単位:千立方メートル)

  焼却残さ 不燃残さ 合計
令和5年度 55.4 0.0 55.4
令和4年度 57.9 0.0 57.9
令和3年度 60.5 0.0 60.5
令和2年度 66.0 0.0 66.0
令和元年度 66.0 0.0 66.0
平成30年度 65.6 0.0 65.6
平成29年度 66.2 0.1 66.3
平成28年度 65.8 0.2 66.0
平成27年度 63.6 0.4 64.0
平成20年度 66.4 6.5 72.9
平成15年度 85.1 33.8 118.9
平成12年度 84.4 74.4 158.8
平成10年度 92.0 52.4 144.4

◆グラフは、二ツ塚処分場への全量搬入を開始した平成10年度、平成12年度(ピーク時)、平成15年度(開始5年後)、平成20年度(開始10年後)及び直近5年間の搬入実績の推移を示しています。なお、平成10年4月1日から6日までは、谷戸沢処分場も併用しています。

※端数処理の関係で、実際の合計値と異なる場合があります。