事業の目的
エコセメント事業の3つの目的
1.多摩地域のリサイクルをさらに進めます。
埋め立てていた焼却灰をセメントの原料として再生利用します。リサイクル先進地域・多摩のリサイクルをさらに進めます。
2.二ツ塚処分場を長く有効に活用します。
事業の実施によって埋立処分は不燃ごみだけになり、二ツ塚処分場の使用期間を大幅に伸ばすことが可能となります。
3.安全な埋立対策をさらに進めます。
埋め立てていた焼却灰をリサイクルすることによって、より安全な埋め立てを進めていきます。
「エコセメント」ってなんだろう?
なぜ、エコセメント事業が必要なの?
多摩地域(25市1町)では、焼却灰と不燃ごみを二ツ塚処分場に埋め立てていました。しかし、二ツ塚処分場の埋立容量には限界があります。このまま埋め立てを続けていくと、平成25年度には二ツ塚処分場が満杯となり、新たな最終処分場が必要となってしまいます。そこで、焼却灰を埋め立てず、エコセメントとしてリサイクルすることで、処分場の使用期間を大幅に伸ばし、多摩地域のリサイクルをさらに進めることができます。
エコセメント事業により、多摩地域は循環型社会に向かい、大きく前進しています。
*二ツ塚処分場の使用期間は、平成25年度までの予定でしたが、エコセメント事業の開始により大幅に延長となりました。
エコセメントは安全なの?
エコセメントは、開発段階から製品の溶出試験が実施されており、また廃棄物学会においても、酸性雨の影響を考慮した試験を行うなど、安全性に対する確認が行われてきました。
JIS化にあたっても、エコセメントで作るコンクリートなどに対する溶出試験が行われており、製品の安全性が確認されています。
エコセメントは何に使われるの?
エコセメントは、普通セメントと同等の品質を持っているので、普通セメントと同じような分野(土木・建築工事やコンクリート製品等)に使われています。
エコセメントの利用例