平成29年度 谷戸沢処分場「国蝶オオムラサキ見学会」レポート

平成29年度 谷戸沢処分場「国蝶オオムラサキ見学会」レポート

谷戸沢処分場「国蝶 オオムラサキ見学会」は盛況のうちに終了しました

「国蝶 オオムラサキ見学会」を平成29年6月24日土曜日(9時から14時30分まで)に開催し、梅雨の時期でしたが天候にも恵まれ、700名を超える方々にご来場いただきました。 近くに公共交通機関のない場所にもかかわらず、たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました。

オオムラサキ育成ケージ

当日は、午前9時の開場でしたが、開場前からたくさんの方々が訪れました。開場時間になると次々と入場し、オオムラサキ育成ケージ内では、羽化前のさなぎや紫色の美しい羽根を持つオオムラサキを見つけては、訪れた方々から笑顔があふれ、カメラをお持ちの方は熱心に撮影していました。

谷戸沢自然観察ガイドツアー

当日は3回(10時から、11時30分から、13時30分から)のガイドツアーを実施し、こちらもたくさんの方々が谷戸沢に再生した里山的自然の風景を楽しみました。
ガイドツアーでは、谷戸沢処分場の歴史や、里山的自然環境の再生の取組、谷戸沢の希少な生き物たちなどの解説に、参加された方々は熱心に聞き入っていました。

また、子どもたちはアオダイショウやモリアオガエルなどに触れたり、トウキョウサンショウウオの幼生やオタマジャクシ、ヤゴなどの水生生物を観察し、目が輝く子どもたちの姿が印象的でした。

谷戸沢記念館

記念館の1階では、日の出町による生き物たちを紹介したパネル展示や、日の出町の特産物の販売を行い、特に完熟「日の出トマト」は、午前中に売り切れてしまうなど、大いににぎわいました。
2階では谷戸沢処分場の生き物たちを紹介する展示を前に、解説員が説明を行い、たくさんの方が耳を傾けていました。