平成15年第2回東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会定例会会議録

出席者一覧

出席(応召)議員
第1番 塚本 秀雄君 第2番 堀 憲一君 第3番 与座 武君 第4番 金井 富雄君
第3番 与座 武君 第4番 金井 富雄君 第5番 西村 弘君 第6番 田中 愼一君
第7番 井上 三郎君 第8番 伊藤 学君 第9番 中山 勝子君 第10番 藤村 忍君
第12番 江口 和雄君 第13番 木内 徹君 第14番 須ア 宏君 第15番 板谷 紀子君
第16番 小野 沢久君 第17番 田辺 良彦君 第18番 関野 杜成君 第19番 友野 ひろ子君
第20番 馬場 一彦君 第21番 橋 和夫君 第22番 菊池 富美男君 第23番 多羅尾 治子君
第24番 桑原 壽君 第25番 小幡 勝己君 第26番 谷 四男美君    
説明のため出席した者
管理者 土屋 正忠君 副管理者 石川 良一君 副管理者 竹内 俊夫君 副管理者 前田 雅尚君
収入役 山梨 榮君 事務局長 影山 竹夫君 参事 大内 浩之君 参事 谷津 寿夫君
参事 小山 伸樹君 参事 中島 二三男君 所長 久米 正一君 管理課長 石崎 明君
事務局職員出席者
書記 乙幡 正喜君 書記 細野 克己君 書記 島 孝文君 書記 吉野 久君

1. 開会宣告

日時:平成15年10月29日(水)午後1時
場所:ザ・クレストホテル立川 4階 桜の間
午後1時00分開会

議長(江口和雄君)

ただいまの出席議員は25名であります。定足数に達しておりますので、これより平成15年第2回東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。

2. 議事日程

[日程第1]諸般の報告

議長(江口和雄君)

日程第1、諸般の報告を行います。
報道機関の写真、テレビカメラの撮影は、管理者挨拶及び事務局長の経過報告までとし、撮影位置につきましては、冒頭撮影は自由とし、管理者挨拶及び事務局長の経過報告は、指定の記者席から行うものといたします。記者の皆様のご協力をお願いいたします。

[日程第2]会議録署名議員の指名

議長(江口和雄君)

日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、議長において、第15番、板谷紀子君、第25番、小幡勝己君を指名いたします。

[日程第3]会期の決定

議長(江口和雄君)

日程第3、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日1日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(江口和雄君)

ご異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定いたしました。

[日程第4]管理者報告

議長(江口和雄君)

日程第4、管理者報告を行います。土屋管理者。

管理者(土屋正忠君)

一言ご挨拶を申し上げます。
本日は、議員の皆様方には、何かとご多用中の中をお集まりいただきまして、ありがとうございます。
私からは、処分組合を取り巻く最近の主な状況について、申し上げます。
初めに、二ツ塚処分場につきましては、3月末に第2期建設工事が無事終了し、引き続き万全の体制で維持管理を行っております。現在、全体容量の概ね3分の1の埋立てが終了しているところでございます。
次に、エコセメント事業についてでありますが、エコセメント事業につきましては、太平洋・荏原建設JVとの間で施設建設請負契約を、また東京たまエコセメント株式会社との間で運営委託契約をそれぞれ締結し、稼働に向けて準備を進めているわけでありますが、併せてシンボルマークを「エコタロー」と命名し、プレス発表をいたしました。
お手元に、「エコタロー」のボールペンがありますので、どうぞご利用いただきたいと存じます。
現在、敷地の造成工事を実施いたしており、来年1月26日には、本工事の起工式典を開催する予定であります。
次に環境関係でありますが、各種環境調査結果を見ても明らかなように、谷戸沢処分場及び二ツ塚処分場とも、周辺環境に影響を及ぼしていないことが、引き続き確認できております。
裁判関係について申し上げますが、現在、審理が行われておりますのは、まず建設差止等請求訴訟であります。現在、原告側の証人尋問が進められており、判決までにはさらに時間を要すると存じます。
二つ目は、エコセメント化施設建設差止請求訴訟であります。原告側は、エコセメント施設は有害物質の拡散や騒音・振動などをもたらすと主張しておりますが、本組合としては、これらの主張が根拠を欠く不当なものであることを強く訴えていく所存でございます。
なお、東京都が被告となっております事業認定取消請求訴訟等でございますが、裁判所自身による現地調査を行う方針が示され、谷戸沢処分場への立入調査が行われる予定であります。
最後に、これからの処分組合の目指すべき方向について、一言触れたいと思います。
エコセメント事業の着手により、当初平成25年に埋立てを完了、つまりあと10年後に埋立てを完了ということになっておったわけでございます。
現段階でまだしかと見通しはしておりませんが、さらにプラスして十数年、今から25〜26年から30年近くの間、あの処分場が使えるだろうと、こう考えております。
ただ、これはハード面の話でありまして、そのためには、日の出町の当局並びに町議会並びに町民の皆様方に今後とも引き続きご理解をいただいて、「三多摩は一つなり」という精神の下に、十分な相互理解を進めていく必要があるだろうと、このように考えております。
そういった意味で、ごみの最終処分場があることは間違いないわけでありますが、しかしエコセメントにすることによって、埋立てていた約半分の量は、いわゆるセメント、マテリアル・リサイクルという格好で、また戻るわけであります。そういったことを鑑みて、総合的ないわゆる資源循環型社会を進める新たな拠点ということで位置づけて、まだ全国的にも地方自治体がこの種の事業に取り組んでいるところはないわけで、初めてなわけであります。また、世界的にも非常に珍しい先進的な事例になりますので、このことを成功させることによって、しっかりとした21世紀型の新しい物質循環型の社会を築いていく先駆的な事業であり、日の出町の皆さんには、その先駆的な事業をお願いしている。また、担っていただいている。こういう関係にしていきたいと考えているわけであります。
そのためには、まず第一に、日の出町の皆様に、エコセメント事業を十分ご理解いただくということはまず第一であります。多摩380万人、組織市・町の総人口でありますが、まず組織市・町の住民の皆様方にも、エコセメント事業の持つ先駆的な意義といったようなものを十分理解していただくことが必要ではなかろうかと思っております。
組合の管理者といたしましては、理事会を通じて徹底的にPRをしていきたいと思いますし、事務局も必要な説明責任は果たしていきたいと思っておりますが、どうぞ議員の皆様におかれましても、私どもが出します様々な情報提供を活用していただいて、エコセメント事業の持つ先駆的な取り組みをPRしていただきたいと存じます。
また、そのために、今、(手元のボールペンを示して)こういうグッズをつくって、これは200円の原価でありますが、こういうものをなるたけ身近なところに置いて、繰り返し使っていただく。パンフレットの場合は、読んだら捨てられてしまうという傾向にもありますので、380万人の方々にエコセメントを理解するきっかけをつくっていきたいと思いますし、これが実際に稼働するまでにまだ2〜3年ありますから、その間に徹底した継続的なPRをしていきたい。このように考えておるところでございます。
さらに、またもう一つ大きな転換期があります。来年がちょうど谷戸沢処分場が開設して満20年になります。谷戸沢処分場が開設したのは昭和59年4月1日、日曜日でありました。非常に寒い氷雨の中を開場したのですが、早いものでもう満20年がたちました。
現在使っております二ツ塚処分場は、日の出町の中で第22自治会という地区であります。谷戸沢処分場は第3自治会という地区でありまして、ちょうど尾根を隔てて南側と北側と、こういう感じになっているわけでありますが、日の出町に処分場をお願いする原点が谷戸沢処分場であります。満20年を機にして、日の出町を環境創造に向けた環境先進地域としてアピールするために、とりわけ第3自治会の皆様方は、もう谷戸沢処分場は今閉鎖に向けて、いわゆるアフター・フォローしている。養生している時期でありますので、今までと違っているわけであります。第3自治会の方々への感謝の心は、これからも忘れることはないんだということも含めて、きちっとした記念式典をやっていきたいと、このように考えております。
少し話が長くなって恐縮ですが、私たちは、これだけの大規模な最終処分場を管理していくという重要性を認識し、全国で一番進んだ環境管理のやり方をやっているわけであります。このことは、何をおいても日の出町の皆様のご支援がなくてはやり切れないことでありますし、私もいろいろな意味で折に触れて日の出町にお伺いをして、信頼関係を継続的に築く。こういう努力をしたいと思っておりますが、どうぞその辺のところも議会の皆様方にはご理解をいただきまして、折に触れてまたご交流のほどをお願いいたしたいと思います。
これに関連して、「三多摩は一つなり交流事業」を各市でお願いしておりますが、大変好評で、日の出町の方々にとっては、三多摩の各構成市の皆様と交流することが三多摩を理解することになるし、処分場の意義付けがわかったということであります。
どうぞまた、行政側とタイアップいたしまして、1年に7ヶ所か8ヶ所ぐらい交流事業をやりますので、該当の市町におかれましては、どうぞ議員の皆様方もこれらの事業に参加していただいて、日の出の皆さんとご交流のほどをお願いいたしたいと存じます。
大変長くなりましたが、一言冒頭のご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

議長(江口和雄君)

ありがとうございました。
続いて、事務局より経過報告の説明を願います。事務局長、影山君。

事務局長(影山竹夫君)

それでは、処分組合の事務事業の経過報告をさせていただきます。
議案書の3ページをお開きください。
まず、谷戸沢処分場関係でございますが、地元日の出町第3自治会の監視委員会が3回開かれまして、処分場及び周辺地域の環境調査結果などについて報告を行い、了承されました。
3月の環境局の立入調査は定期的なものでございます。
次に、技術委員会ですが、廃棄物の専門家の方を技術委員として委嘱しておりまして、環境調査報告、廃棄物性状調査報告等を審議していただいております。
また、環境保全調査委員会は、処分組合、地元自治会、日の出町で構成されておりまして、谷戸沢処分場の環境調査を監理することを目的に設置されております。
続きまして、環境影響評価委員会は、これに加えまして、日の出町、あきる野市、檜原村の職員及び議員代表から構成されておりまして、谷戸沢処分場の建設の際実施した自主的な環境アセスメントについて、現在も継続実施している事後調査の委員会です。
いずれの委員会につきましても、谷戸沢処分場の水質等の環境調査結果を報告し、了承されております。
二ツ塚処分場関係でございますが、谷戸沢処分場と共通なものを除き、地元第22自治会の対策委員会が3回開かれまして、処分場の埋立状況や環境調査報告等について報告し、了承されました。
次に、環境関係ですが、4ページをお開きください。
谷戸沢・二ツ塚両処分場の公害防止協定に基づく水質等の調査結果について、四半期ごとに取りまとめ、公表しております。
この結果では、谷戸沢処分場では、生物がふえたことによる防災調整池の大腸菌群や二ツ塚処分場の2期工事の影響による防災調整池の水素イオン濃度(ph)など、ごく一部を除き、基準値を十分満たしております。
また、14年度の大気、底質、水質、土壌のダイオキシン類調査結果と内分泌攪乱物質(環境ホルモン)の調査結果を6月に公表しております。
ダイオキシン類調査では、いずれも環境基準や調査指標を大きく下回る良好な結果でございました。さらに、環境ホルモンの調査でも、浸出水原水からは幾つかの物質が検出されたものの、水処理後の下水道放流水では物質数や濃度が大幅に低減されていました。
これらの多くの調査結果から、両処分場とも、周辺の環境に特段の影響を与えていないということが確認されました。
次に、エコセメント関係でございますが、5ページをごらんください。
施設の建設と運営を担当する事業者を選定する事業者選定審査会から結果の取りまとめをいただき、太平洋セメント・荏原製作所グループを落札者として決定し、7月の組合議会の議決を得まして、施設建設については太平洋セメント・荏原建設特別共同企業体との間で、施設運営については東京たまエコセメントの間で、それぞれ契約を締結し、現在、施設の詳細設計を行っているところでございます。
次に、裁判関係でございますが、6ページをお開きください。
先ほど、管理者の挨拶もありましたが、一つ目は、持分権確認等請求訴訟でございまして、二ツ塚処分場内の共有地の元地権者が、収用裁決に伴う補償金の支払いを無効とし、持分権の確認を求めたもので、全国で20件の訴訟が起こされましたが、2月の最高裁で組合の主張が全面的に認められ、組合勝訴の結果になっております。
次に、処分場の建設差止等請求訴訟でございますが、先ほど話もございましたように、現在、原告側10人の証人尋問が順次進められておりまして、まだ8名の主尋問、反対尋問が残っております。さらに、その後、被告であります処分組合としても証人尋問をする予定でございますので、判決にはまだ時間がかかる見込みでございます。
三つ目は、エコセメント化施設建設差止訴訟でございます。原告は49名おりますが、その多くは他の訴訟の原告と重複しております。エコセメント施設は、有害物質の拡散など環境破壊をもたらすと主張しておりますが、処分組合としては原告の主張は根拠を欠くものであるということを強く主張してまいります。
4件目は、東京都が被告となっております事業認定取消訴訟と収用裁決取消請求訴訟でございます。二つの訴訟は、現在、併合審理になっており、訴えの内容は、都が二ツ塚処分場の建設に際し行った事業認定や収用裁決の取り消しを求めるものでございます。担当の裁判長は、裁判所自身による現地調査を行う方針であり、谷戸沢処分場に立ち入り、環境データの測定などが行われる予定でございまして、現在、調査項目、調査方法について、進行協議を行っているところでございます。
最後に、広報関係ですが、7ページをごらんください。
まず、来年、谷戸沢処分場が開設20周年を迎えるということで、記念事業等の検討委員会を設置し、各方面から提案やご意見をいただいており、それを踏まえ、現在、具体案を策定中でございます。
次に、「処分組合ニュース」につきましては、四半期ごとに約135万部発行しまして、構成団体の住民に全戸配布しているところでございます。
さらに、日の出町と組織団体の住民同士の交流を深めるということで、「三多摩は一つなり交流事業」を実施しておりまして、いずれも参加者から好評を博しているところでございます。
以上で経過報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

議長(江口和雄君)

以上をもって、報告は終わりました。
質疑はございませんか。17番、田辺良彦君。

17番(田辺良彦君)

ちょっと一点お伺いしたいのですけれども、今年の2月の定例会の際に、情報公開条例の制定に係わる質問に対して、管理課長はプロジェクト・チームで幅広く検討していて、いましばらくお時間をというふうに答弁されました。それで、2001年度は、この点では2月末のことですけれども、検討委員会が11回開催されて、2002年度についてはプロジェクト・チームによる検討を9回開催されて、それで検討が重ねられてきたということだと思います。7月の臨時会の際に、管理者から、現在、研究はしているけれども、情報公開条例を設置する考えはございませんというふうに述べられました。
お伺いしたいのは、2月以降、プロジェクト・チームが何回開催されて、どういう検討が重ねられてきたのか。その上に立って、どういう判断で7月の管理者の答弁になったのか。検討の経過、判断の根拠について、改めてご説明をしていただきたいと思うのです。
ついては、7月の管理者のお話の中では、訴訟中であるということを条例制定しない理由として挙げていました。それは、つまり例えば開示される情報によっては、訴訟の当事者としての地位を不当に害される可能性がある。
そういうことを危惧してのことだ。そういう趣旨だというふうに理解をしてよいかどうかも、併せてお伺いします。

議長(江口和雄君)

管理課長。

管理課長(石崎明君)

まず、2月以降の経過でございます。2月にご説明した、職員のプロジェクトについては、一つの区切りをつけまして、報告のまとめを行いました。4月以降、私ども事務局の組織編成がございまして、課が五つ置かれ、各課ごとにそれぞれ文書取扱主任が置かれることになりました。現在は、事務の要になります文書取扱主任会議という形でプロジェクトを継続しております。毎月1回、文書取扱主任会議のときに情報公開のことについても併せて検討を行っております。
内容的には二つありまして、一つは条例案、もう一つは文書の取り扱い、文書整理について検討しているところでございます。現在、検討を続行しているところでございます。

議長(江口和雄君)

土屋管理者。

管理者(土屋正忠君)

いろいろなことがあるのですけれども、基本的なことを何点か申し上げます。まず一つは、この組合を組織しているということは、特別地方公共団体で、いわゆる自治法でいうところの一般の市町村や都道府県ではありません。目的別に組織された特別地方公共団体です。その目的とは、最終処分場の運営を円滑に行っていくこと、こういうことがねらいであります。したがって、これと価値観の違う信念を持った方々から様々な形で法律上の訴えも含めて起こされる。これはそれぞれ価値観が自由、最大限それが暴力的な行為をとらない限り自由なわけでありますけれども、しかし組合としては、これらについて、はい、そうですかというわけにはいきません。
したがって、この組合を組織しているのは、別に加入する加入しないはそれぞれの地方自治体の組織市・町の判断ですから、組合に入って、この組合を運営していくということ自体がどうしても判断できないということであれば、それは独自の行動をとればいいわけですけれども、我々としては、この組合というのは一体何なのだということ、そこを前提に考えないと、一般論ばかり言ってもしょうがないことなんだろうと私は思っております。
私ももう20年理事者をやっていますから、この組合がオープンしたときの雨の日からずっと、その前は市会議員で、私は廃棄物特別委員を武蔵野市議会でやっていましたから、最初からダーッと知っているのですけれども、もう率直に言って山を越えたのかなと思っておりました。いろいろなことがあったけれども、山を越えて、また新しいエコセメント事業などに展開していくのかなと思っておりましたところ、今年の4月15日に、エコセメント化事業についても差止請求の裁判が起こされた。こうなると、単なる住民運動というよりも信念に基づいて、良く言えば信念、我々とすればあやめざる見解だと思っておりますけれども、しかも訴訟を起こしている人は、今まで反対運動をやってきたり、ほかの訴訟を起こしている人とほとんど同じなわけです。ほとんど同じ。わかりやすく言えば、大多数の人はそういうことを考えてないんだけれども、一部特定の信念を持った人が繰り返し繰り返し訴訟を起こしているわけですから、これは一種の事業妨害をねらっていると、このように考えます。
狛江市議会はどう考えるのかよくわからんけれども、私はこういうことに対してはきちっとした対応をすると。相手に有利になる情報なんか当然我々は防衛として出しませんよ。そんなこと当たり前のことだと私は思っています。一般的な意味の情報公開やそういうことは検討するけれども、こういう組織的、体系的、継続的な妨害行動が続く限り、私が管理者をやっている限り、条例制定をする考え方はありません。(傍聴席から叫ぶ者あり)

議長(江口和雄君)

田辺君。

17番(田辺良彦君)

2月の段階での管理課長の答弁と、7月臨時会での管理者のお話と、その間にどういう判断があったのかというのは、ただいまのご説明でわかりました。
私は、開示すべき情報あるいは非開示とすべき情報の定め方については、地方公共団体によって、現実にいろいろばらつきがあると思うのです。管理者が言われたように、一部事務組合なら一部事務組合として、それに相応しい形で、実施期間、請求権者、対象情報あるいは非開示とすべき事項について、処分組合なりの独自の定め方、考え方というのは、当然あり得るだろうと思うのです。それだけに、そういうお考えはないというふうにはっきり申されるわけですけれども、条例制定について検討を行う場合に、どういう情報が開示されるべきなのか、あるいは開示されるべきでないのかということについて、詰めた検討が不可欠だろうと思うのです。そういう角度での検討というのは何かあったのでしょうか。
それから、私も、訴訟に係わる情報の中に、開示されるべきでない個人情報が含まれること、あるいは今、管理者が言われたことと同じかどうかわかりませんけれども、訴訟の当事者としての地位を不当に害する。そういう情報が含まれ得ることは確かだと思うのです。その種の情報というのは、開示すべきでない情報として条例に明示をすれば、それは管理者が言われたような危惧は解決できるのではないかというふうに思うのです。
現に私ども狛江市もそうですし、多くの構成団体が持っている条例の中でも、非開示情報として公にすることにより、訴訟に係わる事務に関し、国または地方公共団体の財産上の利益または当事者としての地位を不当に害する恐れがある情報を明示して、こういうのは出さないというふうに多くのところが定めている。ですから、管理者が言われたような、処分組合の地位が不当に害される。そういう問題点については、そういう形で十分クリアできるのではないか。条例制定そのものが不可能だとか、不適切だとかということではないのではないかというふうに感じるのですけれども、そういう点で是非ご検討いただき、改めて条例制定をお願いしたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。

議長(江口和雄君)

土屋管理者。

管理者(土屋正忠君)

私、情報公開条例も武蔵野市長としても扱ってまいりましたし、いろいろやってきました。今から25年前ぐらいに、山形県の金山町という町で情報公開条例を最初につくったことが、今日の情報公開条例の流れのきっかけですけれども、金山町の町長さん、当時の町長さんをよく知っておりまして、私も何回か行き、会ったことがあります。武蔵野市も平成元年に情報公開条例を設置して、さらにまたずっと15年間にわたっていろいろやってきましたので、よくわかります。
したがって、そういう前提でご質問にお答えしますと、今のお話の中に、いわゆる訴訟事件などになった場合の不利益となる情報については開示しないという条例をつくればいいのだと。おっしゃるとおりなんですよ。だけれども、そういう条例をつくったら、開示しないことが適切であるか、適法であるかどうかということで裁判が争われるんですよ。わかりますか。条例がなければ、そういう争いはないけれども、条例をつくれば、必ずそこで、そんなことどこだってやられているんですよ。武蔵野市だってやられてます。
今、最高裁までいっているのがありますよ。
必ず一部開示をする。行政側が判断して一部開示をする。これは、例えば個人情報に係わるとか、あるいは当該の事業執行について、不当な利益侵害になるからとか、いろいろな理由をつけて。つまり、何故かというと、条例をつくるということは、必ず一般論で条例をつくるわけだから、その一般論にどの条項を適用するかしないか。これで必ず訴訟になるんですよ、不服審査が出されて。だから、あなたの言っていることは、新しい訴訟を起こさせる材料を事実上条例によってつくるということになるんですよ。条例をつくれば、必ず条例に基づいて開示請求が出てくるんだから。それについて、これは一部開示だとかいって、必ずマスキングして出す。そうすると、そのマスキングしたことが不当であるということで訴訟が起こされるんですよ。この人たちは、それでなくたって訴訟を起こしているグループですから、同じようなグループがね。そのことも考えて、あなたはなおかつ条例をつくるべきだと考えているのか。その辺もしっかりと認識してくださいよ。(傍聴席から叫ぶ者あり)そういうことを出せば、必ず開示請求が何十件と出てきます。何十件と出てきて、必ず全部開示とか、一部開示とか、必ずやる。全部開示なら問題ないけれども、一部開示の場合には、必ずそのこと自体が不当だという訴訟が起こるんですよ。だから、訴訟を起こさせるために条例をつくっているようなものになる。

議長(江口和雄君)

傍聴者の方、発言を控えてください。
8番、伊藤学君。

8番(伊藤学君)

先ほど、経過報告の中で、谷戸沢処分場20周年記念事業の検討委員会が開催されていると、こういう説明がございました。委員への謝礼も支出されているようでありますが、まずはこの委員会の目的と、どんなことがこの委員会で話されているのか。こんなことについて、まずお伺いをしたいと思います。よろしくお願いいたします。

議長(江口和雄君)

小山企画調整課長。

参事(小山伸樹君)

谷戸沢処分場は、昭和59年に開設以来、来年で20周年を迎えますけれども、現在も水処理や環境調査が行われておりまして、日の出町及び地元住民の皆様にご協力をいただいているところでございまして、このことを再認識する必要がございます。
処分組合では、地元の方々に改めて感謝の意を表することで、日の出町住民と組織団体住民との相互理解を深めること、処分場のイメージアップを図ることなどを目的として、記念行事の開催を計画しております。
谷戸沢処分場20周年記念事業等検討委員会でございますが、この記念事業の内容や暫定利用を含めた土地利用の方向性等について、地元自治会や日の出町の皆さん等のご意見を伺うために、昨年10月に設置したものでございます。メンバーは、地元自治会の方、町の職員の方など、17名で構成されておりまして、これまで6回にわたり活発な議論が行われました。
処分組合では、ご出席いただいた外部委員の方々に、市町村職員研修所の基準を参考にしまして、謝礼をお支払いしたところでございます。以上でございます。

議長(江口和雄君)

8番、伊藤君。

8番(伊藤学君)

ただいまの説明で、記念事業の必要性は概ね理解をいたしましたが、この事業を一過性のイベントに終わらせることのないように。
こんなふうに思っておりますが、今後は谷戸沢処分場の有効活用を図っていくことが重要であると思っております。処分組合としてのまず所見をお伺いしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

議長(江口和雄君)

小山企画調整課長。

参事(小山伸樹君)

お答えいたします。
谷戸沢処分場20周年記念事業等検討委員会でございますが、谷戸沢処分場跡地の今後の活用の方向性などが議論されまして、旧管理センターが残っているのですけれども、そこを有効活用して、一般見学者向け施設に改修することや、ボランティアを活用した処分場の見学案内、あるいは自然との共生を図るための施設整備などが提言されております。
議員ご指摘のとおり、谷戸沢処分場の有効活用は必要であると考えておりますので、こうした提言等も踏まえながら、今後の活用について、来年度予算編成の中で具体化してまいります。

議長(江口和雄君)

土屋管理者。

管理者(土屋正忠君)

今後に関係することでございますので、私の方からも申し上げておきたいと存じますが、中のごみとして処分したものがだんだん不活性化して、温度なんかが下がってきたんですね。一時期は70度ぐらいあった土中の温度が、現在は一部分ではもう40度とか、だんだん下がってきております。ただ、いずれにせよ、あれを正式に閉鎖となるまでには、まだ長い時間がかかるだろうと思っております。
あの谷戸沢の跡地をどうするかという議論が、必ず今後出てくるだろうと思います。現に町からもいろいろ活用してくれよというようなご意見を承っております。ただ、議会で議論するほどのまだ正式なものではございませんけれども、しかし今後ご指摘のあったようなことが問題になるだろうと思っております。
それと同時に、今までああいう処分場を閉鎖して、その後どのような形でやっていくかということについての全国的な事例も、そんなに数多くあるわけではありません。管理者としては理事者側でよく相談する話は、あそこは一つのモデルとして、自然が回復していますから、かつての人工林のとき以上に、例えば平原性の動植物が繁茂したり、あるいは山の水をためて渇水対策をしていますから、水鳥系とか、水系の動植物がふえてきています。やはりそういった意味では、三多摩の大勢の皆さんに、あそこを折に触れて訪れていただいて、自然がきちっと管理をすれば回帰してくるのだというサンクチュアリと言うと大げさでありますけれども、そういう方向で当面これからはやっていったらいいのではないか。
したがって、来年の20周年記念というのは、一つのそれをきっかけにして、今ご指摘のあったようにある程度組織市の方々に現地を見ていただく。
勿論、日の出の皆さんにもご利用いただく。自然系の何かそういう方向にいったらいいのかなということを、まだこうするという段階ではありませんけれども、そういう方向で内部では議論をいたしております。

議長(江口和雄君)

ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(江口和雄君)

以上をもって、管理者報告を終わります。

[日程第5]議案第8号 平成14年度東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合一般会計歳入歳出決算の認定について

議長(江口和雄君)

日程第5、議案第8号、平成14年度東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
提出者より、提案理由の説明を求めます。土屋管理者。

管理者(土屋正忠君)

平成14年度決算の認定について、よろしくお願いをいたします。
9ページをお開き願います。
ただいま議題となっております議案第8号、平成14年度一般会計歳入歳出決算の認定について、ご説明をいたします。
11ページをお開き願います。
決算収支について、まずご説明申し上げます。
平成14年度の決算額は、歳入歳出予算額105億5,487万円余に対しまして、歳入は105億8,704万円余、歳出が94億6,676万円余でございます。歳入歳出差引残額は11億2,028万円余であり、ここから事故繰越分2億8,072万円を引いた8億3,955万円余が実質収支額となるものでございます。
続きまして、平成14年度決算の特徴的な事項について、ご説明を申し上げます。
12ページをお開きください。
まず、歳入ですが、財産売払収入におきまして、予算額を500万円余上回りましたのは、エコセメント化施設土地造成工事に伴う樹木の売払収入によるものでございます。
また、諸収入におきまして、大きく上回る収入となりましたのは、いわゆる肉骨粉、BSE関係でありますが、この焼却灰等埋立処分費の収入が2,780万円余あったためでございます。
また、国・都支出金及び組合債につきましては、すべて二ツ塚処分場第2期工事に対するものでございまして、14年度に完了いたしました。
続きまして、歳出でございますが、14ページには個々の数字は出てまいりませんが、主なものを申し上げますと、二ツ塚処分場第2期工事の最終分23億5,700万円余、エコセメント化施設建設事業関係の委託として、周辺環境調査委託、用地造成工事実施設計委託、事業運営調査委託など、エコセメント化施設建設のための準備として、合計1億7,041万円余、エコセメント化施設造成工事前払金9,000万円がございます。
なお、詳細につきましては、事務局長から説明いたさせますので、何卒よろしくお願いいたします。

議長(江口和雄君)

引き続き、事務局より、内容説明を願います。事務局長、影山君。

事務局長(影山竹夫君)

それでは、平成14年度一般会計歳入歳出決算の認定について、ご説明いたします。
9ページをお開き願います。
まず、決算額でございますが、11ページに飛んでいただきまして、歳入歳出予算額105億5,487万4,000円に対しまして、歳入は105億8,704万6,275円、歳出が94億6,676万4,438円でございます。歳入歳出差引残額は11億2,028万1,837円であり、ここから事故繰越分2億8,072万6,000円を引いた8億3,955万5,837円が実質収支額となります。
続きまして、決算の概要について、款項目別にご説明申し上げます。別冊の「14年度決算関係調書」、これでご説明いたします。
これの9ページ以下が決算事項別明細書になっております。まず、10ページ、11ページをごらんいただきたいと思います。
歳入でございます。
第1款、分担金及び負担金は、毎年度管理費分と事業費分とに分けて、各組織団体にお願いしておりますが、予算額どおり79億2,251万2,000円を収入しております。
内訳は、備考欄にあるとおり、管理費4億1,300万円、事業費75億951万2,000円でございます。
次に、第2款、国庫支出金3億8,634万8,000円、第3款、都支出金8,346万2,000円は、二ツ塚処分場第2期工事分に係る廃棄物処理施設整備費補助金でございます。
次に、第4款、財産収入は、各種基金の預金利子、土地等の賃借料並びに立木の売払収入など、1,385万3,707円であります。
次に、第5款、繰越金は、平成13年度からの決算繰越金5億3,361万5,809円でございます。
次に、12ページ、13ページにまいりまして、第6款、諸収入は、歳計現金預金利子、肉骨粉焼却灰等埋立処分費用、2期工事JVからの公共料金受入など、3,515万4,759円でございます。
第7款、組合債は、二ツ塚処分場第2期工事に対する埋立処分地施設整備事業債16億1,210万円でございます。
続いて、14ページ、15ページをお開き願います。
歳出でございます。
まず、第1款、議会費は、議員報酬など、組合議会に要した経費1,018万4,339円でございます。
第2款、総務費は、正副管理者及び理事等の報酬、事務局長及び管理課職員の人件費、弁護士委託料などの管理的経費並びに監査委員費1億3,315万2,095円でございます。
第1項、総務管理費、第1目、一般管理費は、組合の経常的運営費でございます。
16ページ、17ページの委託料2,876万5,890円は、各種裁判に係わった弁護士への報酬などが入ってございます。
また、18ページ、19ページの負担金、補助及び交付金180万4,365円は、主に事務連絡協議会研修負担金、共済関係の負担金・補助金でございます。
次に、第2項、監査委員費は、監査委員に係わる経費でございます。
続きまして、18ページ下段以降は、第3款、衛生費でございまして、組合の事業費及び事業を遂行する職員の人件費や物件費、各種事業などに伴う経費など、57億915万286円でございます。
20ページから23ページ上段記載の第1目、清掃総務費は、人件費や事務経費でございます。
また、広報関係の経費として、組合広報紙「処分組合ニュース」の発行、「三多摩は一つなり交流事業」やインターネット関係の経費を支出しております。
次に、22ページ中段から27ページまでの第2目、二ツ塚処分場費は、二ツ塚処分場第2期建設工事、管理運営に係る各種経費、地元への交付金等でございます。
22ページ、23ページには、地元との交際に要した経費、需用費や役務費を記載しております。その主なものは、電気料3,288万6,427円、上下水道料4,631万8,925円、修繕料4,430万4,580円などでございます。
下段からの委託料は、土堰堤築造、埋立処分作業業務委託、浸出水処理施設運転管理業務委託、生活環境モニタリング調査委託、第2期建設工事管理業務委託、搬入廃棄物組成分析委託、埋立計画作成業務委託、情報理システム管理業務委託、処分場警備委託など、10億3,604万9,772円でございます。
次に、26ページ、27ページの使用料及び賃借料は、二ツ塚処分場の用地賃借料、情報管理システム機器賃借料など、4,808万1,391円でございます。
次に、第15節、工事請負費は、二ツ塚処分場第2期建設工事23億5,700万6,600円を初め、ITV監視制御システム追加工事、深礎増設等工事、法面等補修工事など、計24億5,350万1,600円でございます。
次に、負担金、補助及び交付金は、処分場受入に伴う地元日の出町に対する地域振興事業費6億円、秋川流域地域振興事業負担金として、魚の放流事業に対する2,000万円など、計6億2,000万円でございます。
次に、第22節、補償、補填及び賠償金の6,184万8,500円は、13年度に支出した立石工業との和解金18億3,900万円余りの消費税分を支出したものでございます。
次に、第3目、谷戸沢処分場費は、維持管理及び関連工事に係る経費並びに地元への交付金等でございます。
28ページ、29ページには、地元との交際に要した経費を記載しております。
また、需用費からは、水処理施設の運転に係る経費などを支出しております。その主なものは、電気料859万2,577円、上下水道料3,311万229円、修繕料1,322万2,650円などでございます。
中段からの委託料は、生活環境モニタリング調査、排水施設等管理業務、浸出水処理施設運転管理業務、樹木剪定及び除草、処分場内巡回警備など、谷戸沢処分場の維持管理全般に係わる経費2億7,245万4,817円を支出しております。
次に、30ページ、31ページの上段、使用料及び賃借料は、処分場内の町有地、国有地の借上料など3,566万1,620円でございます。
工事請負費は、相沢沖濁水処理施設補修工事430万5,000円でございます。
負担金、補助及び交付金は、日の出町が実施した谷戸沢処分場水質調査の負担金1,603万1,684円でございます。
30ページから33ページ記載の第4目、エコセメント事業費は、エコセメント化施設建設準備に要する事業者選定や事前の各種調査、周知・広報等の経費、用地造成工事の経費などでございます。主なものは、委託料として周辺環境調査委託1億447万5,000円、エコセメント施設運営等調査委託3,675万円、工事請負費として用地造成工事の前払金9,000万円、負担金、補助及び交付金として日の出町に支払う下水道整備負担金3億円などでございます。
次に、第4款、公債費は、谷戸沢処分場及び二ツ塚処分場の建設工事に係る政府債等の元金及び利子の償還金31億6,199万9,030円でございます。
第5款、諸支出金は、周辺環境整備対策、組合債償還、最終処分場施設整備の各基金への積み立て4億5,227万8,688円を行いました。
次に、第6款、予備費でございます。第5款第1項第1目、基金費に3万5,000円充用いたしました。これは、当初予定しておりました基金の率が若干上回ったため、名目上不足額が生じることになりまして、その分を予備費から充用したことによるものでございます。
39ページでございます。実質収支に関する調書でございまして、歳入歳出の差引額が8億3,955万5,837円の黒字であることを表しております。
次に、43ページ以下は財産に関する調書でございまして、土地、借地及び建物の公有財産について記載しております。45ページには、物品及び基金について掲載してございます。
なお、別冊に監査委員より決算審査意見書が添付されておりまして、予算の執行は適正になされているとの意見が記載されております。
また、「決算書及び決算関係調書」のほかに、「主要事業報告書」が別冊でございますので、後ほどごらんいただければ幸いです。
以上、簡単でございますが、14年度決算についてご報告させていただきました。よろしくご審議のほどお願いします。

議長(江口和雄君)

以上をもって、説明は終わりました。
 質疑はございませんか。25番、小幡勝己君。

25番(小幡勝己君)

歳出の21ページなのでございますが、処分組合が行っている広報関係についてお尋ねいたします。
14年度の決算明細書で、広報活動等業務委託として7,589万9,250円が支出されておりますけれども、この業務委託の具体的な内容、また目的をお聞かせ願いたいと思います。
それと、先ほど管理者からもお話が冒頭ございましたけれども、処分場の重要性や安全性をアピールし、処分場を適正かつ長期的に運営していくためには、26組織団体の市民または町民の皆様のご理解が何よりも不可欠と思うわけでありますけれども、それをさらに高めていくこと、またエコセメントを初めとする事業をより多くの方々に理解してもらうために、広報活動を一層充実していくべきであると、こう考えますけれども、この点についてもご所見をお願いしたいと思います。

議長(江口和雄君)

小山企画調整課長。

参事(小山伸樹君)

まず、現在、処分組合が行っている広報活動の状況でございますが、「処分組合ニュース」を年4回、新聞折り込み等により135万部発行しております。このほか、ホームページの開設や夏休み処分場見学会の実施、見学者用ビデオの作成、あるいはパンフレットの発行等を行っているところでございます。これらの活動を行うために、14年度は広報活動等業務委託を実施いたしまして、7,589万9,250円の執行を行いました。内訳は、「処分組合ニュース」の作成業務委託に6,877万円、ホームページ管理業務委託に488万円、さらに見学者用ビデオの改訂版作成委託等に224万円となっております。
次に、広報活動を一層充実していくべきであるという点でございます。ご指摘のとおり、処分組合の事業を進めていくためには、多摩地区住民の皆さんに処分場やエコセメント事業の重要性、安全性などについて、理解を深めていただくことが、私どもとしても何よりも不可欠であると考えてございます。その意味で、広報活動の一層の充実を図っていくことは重要な課題であると認識しております。処分組合といたしましても、今後、組織団体の広報活動とも連携しながら、環境調査結果の公表ですとか、情報提供をさらに進めてまいりたいと考えております。また、広報紙やパンフレット類をより一層見やすいものにしていくことやホームページのリニューアルなど、広報活動の一層の充実につきましても取り組んでまいります。
さらに、エコセメントのシンボルマーク、「エコタロー」のボールペンをお手元に配ってありまして、そこに出ているとおりでございますが、このキャラクターを活用して、親しみやすい広報活動を展開するなど、こうした工夫も凝らしてまいりたいと考えております。以上でございます。

議長(江口和雄君)

6番、田中愼一君。

6番(田中愼一君)

1件目はちょっとダブっておりまして、先ほど管理者からも方針といいますか、話が報告の中にありましたが、やはり広報宣伝活動は非常に今後大事だと思います。特に「処分組合ニュース」作成委託業務の関係なのですけれども、もう少し突っ込んでちょっとお聞きしたいのです。配布方法とか、今後工夫するところはないのか。構成市全体でいえば380万構成人員というか、そういうことだと思いますし、この辺、大変重要だと思うんですね。現状、どういう配布の仕方で、この辺をさらにどのようにされていくか。この辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
もう一つ、台風の影響によるということで、処分場の法面補修工事が行われているようなのですが、過去、谷戸沢のときはそういうことがあったのかどうか。こちらになって初めてこういうことが起きたのか。これは雨量の関係とか風雨、当然やむを得ないと思いますが、できれば管理上の問題が指摘されるといけないと思いますので、この辺は万全なのかどうかみたいなことを含めまして、お聞きしたいと思います。
それから、両方ひっくるめてなのですが、監査委員さんの指摘の中に契約方法の検討というか、見直しということが、事業によりますが言われておりまして、これについては恐らく毎回指摘されているのではないかと思うんですよ。そうでもないですか。指摘が過去になければいいのですが、過去に指摘されているようなことを含めて、そのままでよければいいですし、やはり今後改善する余地があるという−−内容にもよると思うのですけれども、随契でいい場合もあると思いますし、その辺のことをもう一度お聞きしておきたいと思います。以上です。

議長(江口和雄君)

小山企画調整課長。

参事(小山伸樹君)

お答えいたします。
「処分組合ニュース」の配布方法についてのお尋ねでございます。配布方法でございますが、135万部発行しておりまして、まず多摩地区の組織団体の全世帯に、新聞への折り込みで配布をしております。それから、各市町村の役所など、公共機関を通じての配布も行っております。さらに、ホームページにもすべて掲載をいたしまして、周知を図っているところでございます。概ね、この方法で行き渡っているのではないかというふうに考えております。

議長(江口和雄君)

久米所長。

センター長(久米正一君)

法面等の補修工事について、お答えしたいと思います。
両処分場とも、台風だけではなくて、年間を通して点検をしております。
その点検の中でひび割れ等が生じた場合、台風によって一部崩れた場合、そのような形で絶えず点検しながら管理をしている。そのための工事費でございます。

議長(江口和雄君)

管理課長。

管理課長(石崎明君)

事務事業監査に関連して、契約のことについての議員のご質問にお答えしたいと思います。
因みに、監査は、今までは四半期の書類審査と年1回の決算審査をやっていたのですが、昨年より、事務事業について、一遍にはできませんので、順序をおいて事務事業監査というのをやるようになりました。今回につきましては、委託業務について監査委員の監査を受けました。その中のご指摘で、随意契約が多いのではないかというご指摘がございました。
一般論といたしましては、随意契約はなるべく少ない方がいいというわけですが、若干私ども組合の事情がございますので、その点、ご説明を申し上げたいと思います。
本組合は、地元日の出町及び周辺住民に対しまして、処分場の管理運営の安全確保と環境保全義務を負っていることは言うまでもないわけでございます。そのため、施設の管理におきましては、少ない職員で効率的、確実な管理を行うため、処分場施設の基幹を熟知している建設業者等に引き続き維持管理を請け負わせているものでございます。修繕につきましては、その緊急性及び関連する機器との整合性等から、施設の運転、管理等を受託している業者に請け負わせているものでございます。また、水処理など、水質を一定に保つための専門的技術を必要とするもの、あるいは環境調査等、その調査方法、例えば場所、時期、天候などでございます。及びデータの分析方法に継続性を必要とするものなど、一般の自治体と比べ、最終処分場の管理運営を行う本組合には、特殊な業務が多いため、若干組織団体に比べて随意契約が多いのではないかと考えております。勿論、処分場施設の基幹に係わらないものや継続性を必要としないものについては、指名競争で契約を行い、今後ともなるべく指名競争でできるものはやるということで、事務的な努力、改善をしていく所存でございます。以上です。

議長(江口和雄君)

6番、田中君。

6番(田中愼一君)

先ほどの広報の関係なのですが、いろいろ今お話しのとおりだと思います。配布方法というのは、現状考えられるところは新聞折り込みが一応ベストでしょう。これは曜日によりまして、ご存じのように、こういうことは私が言うまでもありませんが、広告の多い日と少ない日とかいろいろありまして、是非その辺、検討していただくべきではないか。当然そういうことで折り込んでいられるとは思いますが、今またふえておりますから、紛れてほとんどそのまま捨てている市民も多いんですね。是非そういうことを勘案していただきたいと。
それから、さらに配布としては新聞に限らずポスティング。単価を比較していただくと、全所帯行き渡るかどうかという問題はあるのですが、ポスティングという効果的な方法がありまして、是非単価比較をしていただいて、やはり新聞折り込みが有効だということであれば、それにまたする。検討していただいた方がいいのではないかと思います。
もう一点、これは処分場だけの問題ではありませんが、是非処分組合として、各市それぞれの自治体の首長さんもいらっしゃいますし、議員さんもいらっしゃいますので、各市町村ごとにしっかり広報関係と、そちらが主導的立場をとって連携していただいて、各市の広報等にも特集を組んでいただくような、これは土屋管理者にもお願いしたいのですが、是非そういう強力なリーダーシップでお願いをしたいということを意見として申し上げたいと思います。
もう一点、先ほどの法面の件なのですが、先ほどのご答弁ですと、これは通常の点検の中の決算額なのですか。私が心配しているのは、予期せぬことでしょうが、通常、台風等のものによって被害を受けた今回の内容ではないのですか。先ほど、通常の点検の中で行っているということに受けたものですから、その辺だけもう一度お聞かせください。以上です。

議長(江口和雄君)

久米所長。

センター長(久米正一君)

本決算の内容は、台風の被害というより、通常定期的な点検をしている中で、亀裂が入ったところを事前に把握して補修したり、そういう形の補修工事がほとんどでございます。台風で崩れる年度もたまにありますが、本決算はそういう内容でございます。

議長(江口和雄君)

土屋管理者。

管理者(土屋正忠君)

管理者に対するということでございますが、各市の市報等の活用については、毎回というわけにはいきませんが、事柄の重要性等に鑑みて、お願いすべきところはお願いしていきたいと、このように考えております。

議長(江口和雄君)

影山事務局長。

事務局長(影山竹夫君)

補足でちょっと、いろいろポスティング・システムとか、有効なご提案がありましたので。
我々は「処分組合ニュース」を発行して、その後、発行業者を通じて、電話でのモニター調査、インターネット等での調査を実施しておりまして、どれぐらい読まれているんだとか、どういう記事がおもしろかったとか、わかりづらかったとか、そういう把握もしております。そういうのをまた紙面づくりに生かしながら、そして配布方法に生かしながら、確かにスーパーのチラシ等と紛れないように、なるべく一番上に置いてくれというようなこともしています。それから、水曜日がどうも講読状況としては一番いいという結果も出ていますので、なるべく水曜日に折り込みをするとか、そういう配布方法、紙面づくりも含めて、さらにいろいろな工夫をしていきたい。経費削減も図りながら、いろいろ工夫していきたいと思います。よろしくお願いします。

議長(江口和雄君)

17番、田辺君。

17番(田辺良彦君)

何点かお伺いしたいのですけれども、一つは、先ほど報告もありましたけれども、谷戸沢記念事業についてでございます。27ページに検討委員の謝礼がございまして、29ページに検討調査委託がございます。検討調査委託について、どういう形なのかよくわからないですけれども、何か成果物のようなものがあるのかどうか。あれば、お示しいただけるようなものなのかどうかということと、先ほどの報告の中で、現在、記念事業の具体案作成中であるというふうなお話でした。もし、今の段階でこんな事業を考えている。今まで、今後のことに係わっては、管理者を含めて幾つか言われましたけれども、今の段階でこういうことを検討中であるということが言えるものがあれば、お話しいただければと思います。それが一点です。
二点目に、これも先ほど来議論になっている広報活動等業務委託費についてといいますか、ちょっと関連をしてなのですが、組合議会の場合、私たち議員も直接選挙で選出をされているわけではないだけに、議会の内容について、住民の皆さんに知っていただくという点では、意識的な努力が必要だと思うのです。そういう点では「処分組合ニュース」、以前にも議論があったようですけれども、当然、紙面的な制約も一定の面積ですからあるわけで、その点は理解できる。やむを得ない面があるのはわかるのです。少なくない構成団体は、ホームページの中に議会のものがあって、会議録の掲載なんかもし始めていると思うんですね。これはお願いする性質のものだと思うのですけれども、是非処分組合でもホームページに会議録を掲載していただけないかということについてが二点目でございます。
それから、三点目に、27ページの地域振興事業負担金についてです。6億2,000万。以前のいろいろな説明を拝見しても、ちょっとスッキリとはなかなか理解できないところがあるのです。どういう目的、性格の負担金なのか。具体的にはどういうことに使われているのか。例えば、処分場という施設を日の出町に受け入れていただいているわけだから、そのために道路が傷む。あるいは、下水の整備が必要になる。公園など生活環境整備をしなければならない。そういうことはいろいろあるだろうから、そういう費用は処分組合が負担をしましょうよと。そういう目的、性格のものだというふうに理解をしていいのかどうか、お伺いします。
最後に、ただいまありました契約事務についてなのですが、今回、事務事業監査報告書の中で、契約事務についての指摘があって、その参考資料として、平成11年から14年まで、契約が入札なのか、随契なのかという資料を出していただいているのですけれども、事務事業監査というのは、ずっと委託だけをやり続けるわけではないのかもしれないので、そうであれば、「主要事務事業報告書」か何かで、契約がどうなっているのか。入札、随契の内訳はどうなっているのかということについての資料も掲載していただくというふうにできないかどうか。以上、お伺いします。

議長(江口和雄君)

最初の質問の中の一部は、きょう、議案の終了後に事務局の方から説明する用意もございますので、その中でできればと考えておりますので。土屋管理者。

管理者(土屋正忠君)

谷戸沢の記念については、後でご報告する予定でございますので、そこでまた。よろしくお願いします。

議長(江口和雄君)

小山企画調整課長。

参事(小山伸樹君)

お答えいたします。
先ほどのご指摘の中で、議会の議事録をホームページに載せるべきではないかというお話がございました。このことにつきましては、処分組合といたしましても、広報の充実、とりわけホームページの充実は重要な課題であるというふうに位置づけております。こうしたことから、ご指摘のことにつきまして、当組合においても鋭意取り組んでいるところでございます。既に、議会につきましては、議員の名前、議決結果などについては、ホームページでの掲載を行ってまいりましたけれども、今年7月の臨時議会からは、議会日程を事前に掲載するように改善を図ってきたところでございます。議事録の件につきましても、実施の方向で既に検討に入っているところでございます。
もう一つのご質問にお答えをさせていただきます。地域振興事業負担金の具体的な趣旨、使い道はどうなっているのかというお話でございました。処分組合では、処分場の円滑な運営と周辺地域の振興を図るために、日の出町及び周辺の市町村及び団体と地域振興協定を締結しているところでございます。この6億2,000万円は、これらの協定に基づきまして、支出したものでございます。このうち、日の出町に支出いたしました6億円は、道路や下水道、福祉施設の整備など、生活環境の整備や地域振興策のために充てられております。また、残りの2,000万円につきましては、秋川流域開発振興協議会に対しまして、魚の放流事業のために使われておりまして、適正に使われているところでございます。
それから、もう一つ、谷戸沢記念事業検討調査委託につきまして、462万円の内容についてのお尋ねでございましたので、お答えをいたします。現在、谷戸沢処分場の中には、埋立ての完了に伴いまして、使われなくなりました管理棟の施設が残されております。処分組合では、この建物を有効活用いたしまして、見学者用施設として改修することを計画しているところでございます。このため、14年度に谷戸沢記念館基本計画策定業務委託を実施いたしまして、今後の具体的な改修計画を策定したところでございます。改修計画では、レクチャー室や資料の展示コーナーを設けるとともに、展望室を設置して、見学者に谷戸沢の豊かな自然と触れ合う機会を提供できるような内容となっておりまして、そうした図面などについてはご用意をしております。以上でございます。

議長(江口和雄君)

石崎管理課長。

管理課長(石崎明君)

先ほどの契約の入札か随意契約かということでございますが、「主要事務事業報告書」は事業の内容の報告でございますので、現在のところ種別を入れる予定はございません。以上です。

議長(江口和雄君)

17番、田辺君。

17番(田辺良彦君)

記念事業については、後ほどお伺いします。  広報活動についてなのですが、組合のホームページに会議録掲載ということで進められているということなので、大変うれしく思うのです。できるだけ早くというふうに思うのですけれども、もし時期、いつごろからできそうだということが言えれば、お伺いしたいということと、以前、これも含めて検討するというご答弁があったかのように記憶しているのですが、理事会の会議録については検討されているかどうかということについても、併せてお伺いします。
それから、地域振興事業負担金に係わってです。やはり私、以前のご説明を拝見しても、今回もそうなのですけれども、今年度補正予算の審議の中でも議論されましたけれども、33ページにある下水道整備負担金の3億との区別、関連というのが、どうもスッキリしないのです。地域振興事業負担金の性格が、先ほど私が申し上げたような理解でよいのだとしたら、下水道整備負担金3億円というのは、やはりここではなくて、地域振興事業負担金として計上されるというのが普通ではないのか。日の出にお願いしているのだから、それはいろいろなことがあるのは理解をするところですし、負担すべきものを組合として負担しなければならないというのも十分理解できるのです。今回、下水道整備負担金3億円というのは、処分組合の事情で下水道整備を急がれるということであるならば、振興事業負担金をもって、必要ならその理由を明示して、予算増額をして対応するというのが理屈の立つやり方だし、そのための負担金なんではないのかなというふうに思うのですが、その辺ちょっともう少しご説明をいただければと思います。
契約の随契、入札についてなのですけれども、「主要事務事業報告書」には載せるつもりはないというお考えでした。監査からもこういう指摘が今回あって、我々もその後の経過は注目したいと思うのです。そういう点では、別にほかの形でも構わないのですけれども、どうなっていっているのかというのは、引き続き何らかの形でお示しいただきたいということを改めてお願いしたいのですけれども、いかがでしょうか。

議長(江口和雄君)

小山企画調整課長。

参事(小山伸樹君)

ホームページに議事録を載せる時期でございますが、できるだけ早くということで、もう既に検討をどんどん進めておりますので、早急に取り組んでまいりたいと考えております。
それから、理事会の議事録につきましては、今のところ検討の中には入っておりません。あくまでも、議会の議事録がまず大事だと思っておりますので、そちらを先にさせていただきます。
下水道整備負担金の内容でございますけれども、この件につきましては、昨年10月の定例会におきましてご説明をさせていただきまして、ご審議をいただいているところでございます。昨年12月20日に、日の出町と締結した協定の内容に従って、3億円を支出いたしておりまして、協定の内容はエコセメント化施設の設置に伴い、整備が必要となる区域の公共下水道については、日の出町が整備することといたしておりまして、原因者である処分組合が14年度から3ヶ年で11億円の負担金を支出するという内容となっております。
この負担金が地域振興負担金とは性格が違うということにつきましては、昨年10月の定例会でも十分ご説明をさせていただいたつもりでございますが、そういうことでご理解をお願いしたいと思います。以上でございます。

議長(江口和雄君)

石崎管理課長。

管理課長(石崎明君)

代わるものは何かというお話ですけれども、今のところ具体的なものはありませんが、手元の資料でちょっとご報告だけさせていただきます。
平成14年度の契約状況ですが、全部で146件の契約をいたしました。そのうち、入札が26件、随意契約が120件ということで、全体の82.2%が随意契約という状況になっております。なお、委託につきましては、調査委託が約45.5%、業務委託等が80.6%という割合になっております。これは確か資料の方に入っていたのではないかと思います。
一応そういうことで、記録はとってございますので、どういうふうにするか、検討はしたいと思います。ただ、具体的に何かそういう表というのは公表しておりませんので、検討はしてみたいと思いますが、一応、数字については今そういう状況でございます。

議長(江口和雄君)

土屋管理者。

管理者(土屋正忠君)

今のご質問に関連して、新しい議員さんもおられますので、改めてご説明申し上げておきたいと存じますが、地域振興事業負担金というのは、二ツ塚に二番目の処分場をつくることについて、日の出町と協定を結んで、いろいろな負荷がかかるから、それでは地域振興費として払いましょうといって決めた、言ってみれば二ツ塚の基本に関する契約と、このようにご理解をいただきたいと存じます。それに対して、下水道負担金の11億というのは、二ツ塚で、さらにエコセメント事業をそこでやると。エコセメント・プラントをやると。こういうことについての関連した負担金だと、このようにご理解をいただければ、非常にわかりやすいのではないかと思っております。
いろいろな議論がありました。例えば、日の出町の一部の人やその周辺の人、日の出町以外の人の中には、エコセメント事業というのは第三処分場じゃないかと、こういう議論もありました。ただ、町当局や議会の皆さんはそう言ってないのですけれども、そういう議論もありました。二ツ塚処分場をつくるときに、第三処分場はつくらないと約束をしておりますので、実はこれは第三処分場だということになるとえらいことになるわけでありますが、我々はそうじゃないということでお話をしました。それについても、例えばエコセメントができたりすると、トラックの台数だとか、そういうのもふえますし、下水道にも負荷がかかったりします。こういうことをどうするんだという議論の中から、私たちは基本協定は基本協定で結びながらも、エコセメントに必要な下水道やなにかで合理的な範囲の中で、きちっと説明のつく−−私たちは下水道を使わなければ、この事業はできないわけですから、負荷はかかるわけです。この負荷分については処分組合として別途に負担しましょう。こういう趣旨でございますから、わかりやすく言うと、二ツ塚の基本協定とその後エコセメントに関連した特別な負担と、こういうふうなことでご理解をいただけたらと思っております。

議長(江口和雄君)

ほかに質疑はございませんか。26番、谷君。

26番(谷四男美君)

一点だけ、環境の問題だけについて、一点質疑いたします。
議案第8号で、谷戸沢処分場、そして二ツ塚処分場の委託料の中で、環境調査に関連する決算が計上されておりますけれども、公害防止協定に基づきまして実施しました各種の環境調査ですね。これについては、概ね基準値をクリアしていると、こういうふうな報告が文書でもなされております。しかし、今は少々よくても今後のことは、こういう問題は地下に入っている中身の問題ですから、なかなかわからない側面もあろうかと私は思うのです。問題をなかなか残していることもあろうかと私は思うのです。そういう点で、こういった問題は長期的なスパンで、これからもずっと考察していかないと大変なことになると私は理解しているのですが、このことについてどう理解しているか。それについて伺います。

議長(江口和雄君)

谷津環境課長。

参事(谷津寿夫君)

それでは、環境調査について、お答えいたします。
公害防止協定等で行いました各種環境調査につきましては、基準値をクリアするとともに、谷議員がおっしゃいましたとおり、長期的にどのように変化していくか見ていく必要があります。このため、調査は継続をしていきますし、その結果は長期的傾向等を含めて、廃棄物の専門家等による技術委員会で検討し、その結果を維持管理の中に反映していきたいと思います。以上です。

議長(江口和雄君)

26番、谷君。

26番(谷四男美君)

そういう検討、それはそれでまことに結構なことでございますけれども、その中で協定には規定されていない処分組合の独自の調査、例えば外因性の内分泌攪乱化学物質、いわゆる環境ホルモンですね。
それとか、あるいはこの決算書にも載っております未規制物質等、これらも含めて、今までの調査の中で、そういった変化を認める物質、あるいは経過観察を要するもの、そういう物質ですね。特にその中で少しずつこれはふえているなとか、いや、これはかなり減ってきているなとか、様々な物質があろうかと思うのですが、特に今後マークすべき要注意を要する物質の中で、そういった顕著なものといいますか、これはちょっと注意した方がいいのかなというようなものがあるのかどうか。そして、影山事務局長からも、さっきの報告の中で、環境的には一部のものを残して概ねOKだと。この一部というのも、ちょっと気にかかることもあることはあるんだけれども、それらも網羅して、環境調査の結果について、どう考察しているか。それについて伺います。

議長(江口和雄君)

谷津環境課長。

参事(谷津寿夫君)

今までの環境調査の中では、大きく変化している物質とか、経過を見るべき物質というものがございます。例えば、埋立層を通ってきた浸出水には、生物化学的酸素要求量、いわゆるBODといいますけれども、この値で見ると、埋立初期には有機物が多いために、その値が高いものでしたけれども、最近ではその値も大きく減ってきているという状況がございます。また、処分場にはプラスチックなど不燃物が埋立てられているため、その原料であるビスフェノールAなどが浸出水に見られます。このビスフェノールAは、先ほどおっしゃいましたとおり、未規制物質ということで調査しております。そういうことで、未規制物質として、いわゆる環境ホルモンとして調査すべき物質として、今行っております。これらの物質につきましては、下水道放流水など、処分場から排出される水につきまして、注意して観察しております。なお、浸出水を水処理した後の下水道放流水では、物質数、濃度とも大幅に低下し、問題のない水準となっております。
したがいまして、処分場から排出される水についても、周辺環境に影響を与えているということはありません。今後とも、これらの物質を含めて調査等を行い、その結果には適切に対応していきます。
なお、追加しますけれども、一部問題がある物質があるのではないかということでございましたので、その大きなものとしては、防災調整池等で大腸菌群が見られます。これは、先ほど管理者からも話してありますとおり、谷戸沢処分場とかそういうところで非常に生物がふえてきている。動植物がふえてきている。そこから出てくるものに大腸菌がございますので、その関連でふえて、基準値を若干オーバーすることがあるということも、ちょっとご了解していただきたいというふうに思っております。

議長(江口和雄君)

23番、多羅尾治子君。

23番(多羅尾治子君)

エコセメント関係についてなのですが、災害、事故等の体制ということで、ついこの間も三重県のRDF工場で爆発火災が起きたりしたのですけれども、エコセメントについても焼却灰を使うということでは、新しい技術でありますので、操業中の安全についての不安ということはあり得ないとは言えないと思っています。実施計画の中にも防災計画ということでは書かれているのですけれども、エコセメント工場の操業に当たっての安全指針、環境対策計画というのはつくられてきたのかというあたりをお聞きしたいと思います。
それから、そういった対策を監視する体制といいますか、専門家の方ですとか、地元の住民の方たちや市民団体の方たちも含めた第三者機関をつくって、監視体制をつくっていく必要があるのではないかというふうに考えますが、その辺も含めてお聞きしたいと思います。
エコセメントの関係なのですけれども、焼却灰の中に含まれている重金属類についてということで、それを処理しまして、そしてエコセメントにしていくということで、重金属類の溶出試験ではすべて基準値以下であって、エコセメントになったときには問題はないということで書かれていたのですけれども、溶出量とエコセメントの中に含まれる重金属類がイコールというわけではないというふうに思うのです。実際にわかりやすく言うと、エコセメントの中の重金属の量というのはどれぐらいになるのかというあたりと、溶出試験について、短期間の試験については行われていると思うのですが、屋外における長期間の溶出試験ということでは、14年度中には取り組まれてきていられるのかどうかということをお聞きしたいと思います。
それから、処分場の水質調査についてなのですけれども、ちょっと決算のどの部分に当たるのかという部分がわかりづらかったのですけれども、調査について組合の職員の方自身が行われているのか、それとも業者に委託して行われているのかということで、住民ですとか、また技術委員会の方々が、一緒に調査をする段階で立ち会って調査をするというようなことはされているのかどうかということについて、お聞きしたいと思います。

議長(江口和雄君)

中島エコセメント準備室長。

参事(中島二三男君)

それでは、最初の方のエコセメントの関係について先にお答えいたします。
まず、安全指針とか、環境対策の件でございます。まず公害防止対策なのですけれども、大気汚染防止対策としては、いわゆる大気汚染防止法ですとか、都民の環境と安全を確保する環境に関する条例等のいろいろな規制値が種々ございますが、処分組合はそれよりも厳しい自己規制値というものを定めておりまして、それを達成するために、排ガス冷却設備ですとか、いわゆるバグフィルターといったフィルター、触媒脱硝塔、あるいはコークス塔などの排ガス処理設備を設置していきます。水質汚濁防止対策としては、排水についてはすべて下水排除基準以下に処理して、公共下水道に放流することとしております。また、ダイオキシンについても基準以下にして、公共下水道に放流します。騒音・振動、悪臭防止対策等も実施して、公害の防止を図っていくということにしております。
それから、防災の関係ですが、地震については、耐震構造に十分対処して実施していきますし、プラントについては24時間運転ですので、中央制御室で常時監視・制御いたしまして、機器の故障が発生した場合等には、安全に設備を停止させる方向で運転・制御をすることとしております。電気は二回線受電をすることとしておりますし、非常用発電設備を設置して、停電の場合には施設を安全に停止させることを考えております。
これらのことについては、私どもの施設をつくる上での要求水準書の方にも記載がございますし、また事業者の方が提案した提案書の中にも運営管理計画ですとか、運転管理計画あるいは保全管理計画の中で、そういった基本的な考え方が示されております。
災害対策や事故対策等のマニュアルについては、これから施設の稼働までに定めていくこととしております。また、第三者機関による監視体制つきましては、稼動は平成18年度からでございますので、今後、検討を進めていきたいと思います。
次に、エコセメント中の重金属の関係です。普通セメント、いわゆる普通のポルトランドセメントとエコセメントの重金属の含有量を比較したものがございますが、重金属の含有量についてはエコセメントが多かったり普通セメントが多いものもあるようですけれど、重金属の種類はほとんど同じでございます。
溶出試験の期間でございますけれども、一番長いものは、平成9年に土木研究所に依頼して、そちらでずっと調査をしているものがあると聞いております。それから、私ども処分組合といたしましては、平成11年度に、積みブロックという大型ブロックのサンプルを二ツ塚の管理センターの前に置いてありまして、そのサンプルにつきまして、11年度以降、毎年コアというのですか、機械で一定量引き出して、それの試験を継続してやっております。その結果では、特に問題等は生じておりません。以上です。

議長(江口和雄君)

谷津環境課長。

参事(谷津寿夫君)

谷戸沢・二ツ塚処分場の水質調査関係について、決算書のどこにあるかということで、ご質問がまずあったと思います。
「一般会計歳入歳出決算書及び決算関係調書」をちょっとごらんになっていただきまして、そこの25ページの一番下に、これは二ツ塚ですけれども、そこに生活環境モニタリング調査がございます。あと、ちょっと飛ばしまして29ページのやはり一番下の方ですけれども、これは谷戸沢ですが。生活環境モニタリング委託調査でございます。これらが公害防止協定に基づく水質調査の歳出の根拠になっているところでございます。
続きまして、調査は組合自身がやっているのかどうかとのご質問がございましたけれども、水質等の調査、いわゆる公害防止協定に基づく調査関係は、毎年入札をいたしまして、環境計量証明事業者に委託しております。
もう一つ、住民とか、そういう方が立ち会いをしているのかどうかということですが、生活環境モニタリング調査を説明することでちょっとかえさせてもらいますけれども、生活環境モニタリング調査は公害防止協定等に基づく調査で、今言ったような、谷戸沢・二ツ塚両処分場内及び周辺における水質、土壌、大気などを定期的に調査しております。この調査では、町や地元自治会の立ち会いの下、調査を実施し、その結果は町や地元自治会、そして議員の皆様に報告するとともに、処分組合のホームページでも公表していますということでございます。以上です。

議長(江口和雄君)

23番、多羅尾君。

23番(多羅尾治子君)

水質調査の関係で、先ほど、住民の方たちや技術委員会の方たちが一緒に立ち会って調査するという必要性についてお聞きして、実際にそうやって行われているということなのですけれども、大体こういう調査というのは、何についても言えることだと思うのですけれども、事業者が自ら調査をして、それで安全ですというふうに言われる。安全なのかもしれないのですけれども、やはり社会的に見て、誰が見ても納得し得る方法で行われて、結果も誰が見ても受け入れられるというか、客観性のある調査結果になっていかないといけない。そのことをしっかりと証明されていかないといけないと思っていまして、やはりこういう凄く大事な事業であると思いますので、そういう点についても、組合が直接とか間接的にタッチしないという形で、何とか第三者機関がデータをとっていくシステムというのが必要なのではないかというふうに思いますが、その点についての考えをお聞かせいただきたいと思います。

議長(江口和雄君)

環境課長。

参事(谷津寿夫君)

客観性のある環境調査を実施したらいいのではないかということだと思います。先ほども申しましたとおり、生活環境モニタリング調査は、まず委託段階で指名競争入札をやっておりますので、そこで我々の主観は外しておりますし、地元自治会、町の職員の立ち会いの下、我々は全然手をつけない。つまり委託した業者が自ら採水して、分析して、報告が出てくるまで我々は全然それを知ることはできないという状況でございまして、非常に客観性が高く、透明性が高いというものだと思っております。

議長(江口和雄君)

7番、井上君。

7番(井上三郎君)

恐れ入りますけれども、何点か。
職員の手当の関係の中で、管理職の特別勤務手当というのがありますね。
それから、特殊勤務手当が幾つかのところにありますけれども、管理職の特別勤務手当というのはどんなものなのか。特殊勤務手当、これは一般管理費の方でもあるし、清掃の方も、総務費もあるし、同じように特殊勤務手当というのがあるのですけれども、どんな内容なのか。
もう一点は、通勤手当が清掃総務費で497万ということでありますけれども、国家公務員等の通勤手当の問題も指摘されまして、既に人事院勧告されたのですけれども、通勤定期代というか手当、これはどんな形で、1ヶ月支給でやっているのかとか、そこら辺の内容をちょっと聞かせていただけますか。

議長(江口和雄君)

石崎管理課長。

管理課長(石崎明君)

まず、管理職の特別勤務手当について、ご説明を申し上げます。管理職の場合は、休日出勤に対しましては、超勤費等は一切支払われておりません。それが原則になるわけです。なお、それに代わるものとして、一日一定時間の間に勤務をした場合について支払われる手当が管理職特別勤務手当でございます。私ども組合は今、代休制度をとっておりませんので、休暇を与えない代わりにそうした措置をとっているところでございます。なお、金額等につきましては、お手元の例規集に表がございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
その他の勤務手当も種々ございます。ただ、特別なものとしては、例えば二ツ塚処分場に勤務している職員につきましては、月額2万5,000円の処分地手当というもの、これはちょっとうちの組合独特なものかと思います。その他につきましては、大体どこの組織団体でも同様なものでございまして、特段特記すべきものはございません。
通勤手当の支出につきましても、特段うちの組合だけが特殊なということではございません。一般組織団体同様の方法をとってございます。
細かくは、私どもの特殊勤務手当規則に詳細ございますので、そこの表に金額等、全部記載がございますので、ごらんをいただけるかと思います。以上でございます。

議長(江口和雄君)

7番、井上君。

7番(井上三郎君)

見ればわかるのですけれども、通勤定期代については1ヶ月給付か、それともそのほかの方法でやっているのかということは、ちょっと簡単に説明できると思うので。
もう一点、追加して、委託料。先ほども論議が出ていましたけれども、管理業務委託とか、様々ありますね。調査委託、数多くあるのですけれども、二つの処分場でそういう委託がかなりあるという中で、地方自治体としては非常に財政が厳しいということで、委託料、特に管理業務、この辺はできるだけ抑えていくということで、動きがあるんですね。この処分組合の関係では、少なくて済めば一番いいわけですよね。そういう組合として話し合いというか、努力をどのようにされているのか、ちょっと聞かせてください。

議長(江口和雄君)

石崎管理課長。

管理課長(石崎明君)

通勤手当につきましては、1月分の手当ということで計算をしております。
委託料でございますが、議員ご承知のとおり、私どもの事務局は現在28名でございます。予算規模が毎年100億を超す予算規模でございます。28人の職員が直接業務をやる範囲というのは、もう常識的に考えればわかるわけですけれども、100億を超す予算は到底できないわけで、大体一般組織団体で100億を超すと、職員の数は200名ぐらいになろうかと思います。その分を実は委託という形でやっておりまして、恐らく現在も、府中は管理部門だけですけれども、二ツ塚・谷戸沢両方併せて100名内外の社員が我々の業務を負担する形で業務をされていると思います。やはり人件費を考えますと、私ども事務局を100人とか150人にするというのは、それこそ逆の意味になりますので、やはり餅屋は餅屋ということで、それぞれ専門の会社に業務委託をすると。勿論、競争性のあるものについては、指名競争等をやって、適切な額でやっておりますので、ご心配ないと思います。以上でございます。

議長(江口和雄君)

13番、木内君。

13番(木内徹君)

公債費についてお伺いしますけれども、今、公債費の割合が33.4%というふうになりました。公債費関係でいうなら、ピークはいつごろになるのか。それから、どう公債費が推移していくのか、予測を立てているのかをお聞きしたいのと、基金も1億何千万、全体的には少ないのですけれども、今回繰り越しも出ていますし、いわゆる繰上償還というのはないのですか。
その点についてちょっとお伺いしたいのと、これだけ参考にちょっと聞かせてください。決算調書の13ページですけれども、雑入で二ツ塚浸出水処理の塩化銀の含有汚泥売却収入というのが書いてあるんですよ。汚泥が売却できるのかと思って。
ちょっとこれについて参考までにお聞かせいただきたいのと、三番目に、「主要事務事業報告書」なのですけれども、38ページと39ページ。平成14年度のごみ処理実績というのがありまして、搬入団体別と組織団体別というのが左右に載っております。この表の見方でわからないのは、例えば東村山市でしたら単独ですから、搬入団体と組織団体、これは同じ数になるのですけれども、例えば小金井市だとか、府中だとか、焼却灰がゼロになっています。どうこれを左右対称で見たらいいのか。ちょっとその点についてお伺いしたいのですけれども。恐らく組合をつくって、組合のところであれしているんだと思いますけれども、ちょっとそこを確認のために、三点だけ。

議長(江口和雄君)

石崎管理課長。

管理課長(石崎明君)

まず、公債費の関係についてご説明申し上げます。
償還の推移のことだと思いますが、まず今年度の償還額でございますが、約31億8,000万円でございます。15年度に入り借ります起債の条件は15年償還。3年据え置きになりますけれども、利率1.3%と、一番最低の額になっております。16年度はエコセメント建設に伴う起債を含めますと、約29億7,000万円でございます。なお、償還のピークは、予想でございますが、21年度で約35億を予定しています。以後22年度が34億、23年度が33億と、毎年少しずつ減少していくという推移を考えております。
それから、繰上償還の件でございますが、繰上償還につきましては、現在のところは予定をしておりません。これは元々、相互の信頼関係がございまして、最小の利率で何年間とやっているのを、特殊な事情があれば別なのですけれども、あえて利率の低いところにやるといいますと、やはり貸出元との信頼関係がございますので、現在のところ、私ども組合だけではなくて、一般には行われていないということでございます。

議長(江口和雄君)

久米所長。

センター長(久米正一君)

13ページの塩化銀含有汚泥売却収入。これは水質分析するときに、既に銀が含まれているもので水質分析いたします。これによりまして、4〜5年に一度、テストの終わった汚泥をためておきまして、処分した収入でございます。

議長(江口和雄君)

大内参事。

参事(大内浩之君)

38ページと39ページのごみ処理実績の表の見方ということでございます。東村山市の場合には、単独ですから焼却残灰も、不燃ごみも、同じ値というようなことでございます。ほかの市の場合には、例えば不燃ごみは自分の市で処理するけれども、焼却残灰は組合の方に持っていって処理する、すなわち、自分の市でないところに数字が折り込まれているというような状況がございます。最終的な合計のところで見ますと、灰の搬入量も、不燃ごみの搬入量も、両方の表はそれぞれ同じというような形にはなっておりますけれども、内訳をみますとそれぞれの数字の折り込み方が異なっている。38ページの方は搬入団体別の表ですので三鷹市を筆頭に各組合から八王子市まで表示してあります。39ページの方は組織団体別の表ですので25市1町の名前が連ねてあります。それぞれごみを処分場に持ってきた団体、そして実際ごみを出した団体ということで表現が異なっているということでございます。

議長(江口和雄君)

13番、木内君。

13番(木内徹君)

勉強のために、それぞれ組合の構成比をちょっと筆記させていただけますか。そうすると、もっとはっきりわかるでしょうから。

議長(江口和雄君)

大内参事。

参事(大内浩之君)

それでは、少し具体的に申します。例えば搬入団体の表でみますと、府中市の場合、焼却灰はゼロで表示されていますが実際は二枚橋衛生組合、多摩川衛生組合の方で処理している、一方不燃ごみは府中市として114トン処理しているけれども、それ以外の不燃ごみは多摩川衛生組合の方で処理している。同様に、25市1町それぞれがいろいろな組合に加入してごみを処理したり、もしくは自分の市で処理したりというようなことがございます。

議長(江口和雄君)

よろしいですか。

13番(木内徹君)

いや、それでもわからないんですよ。

議長(江口和雄君)

土屋管理者。

管理者(土屋正忠君)

組織市の組合がどうなっているかということですよね。後で表を出します。

議長(江口和雄君)

では、それは後で表を事務局の方から出させます。
ほかに質問ございませんね。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(江口和雄君)

これにて質疑を終了いたします。
これより討論に入ります。討論ありませんか。4番、金井君。

4番(金井富雄君)

議案第8号について賛成の立場から討論を行います。
平成14年度の予算現額は約105億5,000万円余に対し、執行額は94億6,600万円余になっております。執行率は90%となっておりますが、予算執行に当たっては、それぞれ事業内容を精査し、不用なものについては改めて執行を見送るなどの努力の結果と理解をいたしております。
さて、平成14年度は二ツ塚処分場第2期工事が完成し、またエコセメント施設建設の前段である敷地の造成工事が始まった年と位置づけられます。
2期工事の完成に至るまでには、一部の市民の強硬な反対運動と共有地に対する行政代執行など、多額な費用と労力を費やさざるを得なかったことはまことに残念でありますが、こうした幾多の困難を乗り越え、管理者を先頭に一丸となって処分場の完成をなし遂げられたことに対し、心より敬意を表するものであります。
また、日々の搬入管理や各種環境調査の実績を見ても、谷戸沢・二ツ塚処分場の維持管理は万全の体制で臨んでいると評価できるところであります。
エコセメント事業について、これを推進する立場から一言申し述べさせていただきます。
エコセメント事業は、多摩地域のリサイクルの推進、最終処分場の有効活用、安全な埋立対策の一層の推進を事業目的として進めております。多摩地域にとって一日も早い稼働が待ち望まれるものであります。現在、敷地の造成工事が順調に進んでいるとのことであります。年明けには本工事が着手されるわけですが、工事には細心の注意をもって、無事故で無事完成されることをお願いいたします。
エコセメント事業が進められることにより、地元日の出町とはさらに長期にわたるお付き合いが続くことになります。本事業が順調に進められるためには、日の出町の町民の皆様、そして多摩地域の市民の理解と協力が不可欠であると考えます。今後とも一層の理解をいただくためにも、本組合は勿論のこと、私たち組織団体も力を合わせて、積極的なPRと働きかけを続ける必要があります。土屋管理者、そして事務局のさらなる奮闘をお願いいたすものであります。
バブル崩壊後、10年余にわたる日本経済の低迷は、ようやく明るい兆しが見えてきたかのように思われます。しかし、各市、町の財政状況は本年度も依然として厳しい状況にあることは変わりありません。そのことを十分に考慮し、今後とも処分組合全般の運営経費の削減にも努めていただくことを願うものであります。
最後に、「三多摩は一つなり」のお心で、処分場を受入れ、多摩380万人の生活を支えてくださっている日の出町の皆様に感謝と敬意を申し上げ、賛成討論といたします。 (「異議なし。賛成」と呼ぶ者あり)

議長(江口和雄君)

反対討論はございませんね。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(江口和雄君)

反対討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、議案第8号、平成14年度東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合一般会計歳入歳出決算の認定についてを挙手により採決いたします。
本案は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者 挙手〕

議長(江口和雄君)

挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。
お諮りいたします。議事の都合により暫時休憩いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(江口和雄君)

それでは、ただいまから10分間休憩したいと思います。

午後3時00分休憩
午後3時10分再開

[日程第6]議案第9号 平成15年度東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合一般会計補正予算(第1号)について

議長(江口和雄君)

休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第6、議案第9号、平成15年度東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
提出者より、提案理由の説明を求めます。土屋管理者。

管理者(土屋正忠君)

ただいま、上程されました議案第9号、平成15年度東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合一般会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。
まず、17ページをお開き願います。
今年度に入りまして、新たに予算支出の発生と繰越額が確定したため、補正予算を提出するものでございます。
19ページをお開きください。
この度の補正予算は、歳入歳出予算を補正し、総額を114億2,081万円余とするとともに、地方債の変更を行うものであります。
詳細は、事務局長より説明いたさせますので、何卒よろしくご審議のほどお願いいたします。

議長(江口和雄君)

引き続き事務局より内容説明を願います。事務局長、影山君。

事務局長(影山竹夫君)

それでは、補正予算についてご説明いたします。
17ページをお開き願います。
今年度に入りまして、新たに予算支出の発生と繰越額が確定したため、補正予算を提出するものでございます。
19ページをお開きください。
この度の補正予算の事項は二点ございます。
第一は、歳入歳出に16億9,296万2,000円をそれぞれ追加し、総額を114億2,081万2,000円とするものです。
第二は、地方債の変更を行うものです。
25ページをお開きください。
まず、歳入ですが、国庫補助金と都補助金をそれぞれ7億1万7,000円、49万円増額補正いたします。これは、エコセメント・プラントの工事に係る国庫補助金を今年度当初7,488万円計上しておりましたが、最終的に7億7,489万7,000円となったため、その差額を補正するものです。都の増額はそのはね返り分でございます。その結果、組合債3億290万円が増額となりました。
また、平成14年度の繰越金が確定いたしましたので、6億8,955万5,000円を増額し、当初と合わせ、8億3,955万5,000円の繰り越しとなりました。
これらの増額の合計16億9,296万2,000円が補正増となったものでございます。
26ページをお開きください。
次に、歳出ですが、第3款、衛生費、第1項、清掃費、第2目、二ツ塚処分場費を1億920万円増額し、28億17万9,000円といたします。これは二ツ塚処分場内に設置されている管理人孔ナンバー1にポンプを設置し、浸出水を浸出水処理施設にポンプアップする工事を行うものでございます。
この工事は、本年度施工予定の仮調整池の着工が大幅に延びることから、その間の雨対策として実施するものでございます。
次に、同項第4目、エコセメント事業費を9億5,697万5,000円増額し、37億1,533万9,000円といたします。これは、先ほど歳入でご説明いたしました国庫補助金の増額等に伴い、エコセメント化施設の建設工事の一部を前倒しし、補助金支出に見合う施工を確保するものでございます。
したがいまして、歳入の増額分16億9,296万2,000円から、清掃費の増分10億6,617万5,000円を差し引いた6億2,678万7,000円を基金費に増額し、合わせて6億2,680万9,000円を積立金として最終処分場施設整備基金に積み立てるものでございます。
なお、27ページ記載のとおり、組合債3億290万円を増額したことにより、15年度中起債見込額は10億2,910万円、同元金償還見込額は27億2,682万4,000円となり、15年度末の現在高の見込みは216億2,779万9,000円、前年度比較16億9,772万4,000円の減となります。
以上、よろしくご審議のほどお願いします。

議長(江口和雄君)

以上をもって、説明は終わりました。
質疑はございませんか。14番、須ア宏君。

14番(須ア宏君)

補正予算について、若干質問をさせていただきます。
エコセメント事業は、焼却残渣のリサイクルを進める画期的な取り組みであり、処分場の有効活用を図るとともに、多摩地域のリサイクルをより一層推進するものと評価をしております。
エコセメント事業について、先ほどの説明で、国庫補助金が当初予定した金額より増加したために補正が必要になったことは理解いたしますが、そこで15年度におけるエコセメント施設の建設工事に関して、何点かお伺いをさせていただきます。
まず、工事はいつごろ着手できるのか。また、主にどのような工事が予定されているのか、第一点お伺いしたいと思います。

議長(江口和雄君)

中島エコセメント準備室長。

参事(中島二三男君)

それでは、お答えいたします。
現在行われております敷地の造成工事でございますが、本年12月に終了を予定しております。来年1月にはプラントの建設工事に着手をする予定でございます。
先ほども申しましたように、国庫補助金が増額となったために、エコセメント化施設の15年度の建設事業費は、当初予定より約9億5,000万円ほど増額し、約20億円となっております。
15年度に予定されている主な工事でございますが、組織団体から搬入された灰を乾燥、粉砕する前処理設備の機械工事、ろ過式集塵機で捕集した排ガス中の粉塵から重金属を回収する重金属回収設備の機械工事及び焼却残渣受入設備などの土木工事となっております。以上でございます。

議長(江口和雄君)

14番、須ア宏君。

14番(須ア宏君)

補助金を確実に確保するために、できるだけ前倒しで執行していくことはわかりますが、工事期間が3ヶ月弱しかない中で、金額に見合う工事ができるのかどうか。もう一点だけお伺いをさせていただきます。

議長(江口和雄君)

中島エコセメント準備室長。

参事(中島二三男君)

工事の着工が16年の1月ということなのですけれども、工期的には非常に厳しい面もございます。ただ、今後、国や都の財政状況が一層厳しくなるという予想もありますし、補助金を早期に確実に確保していくために、あらゆる工夫をして、工事の出来高を上げていきたいと考えております。具体的には、前処理設備とか、重金属設備の機械工事なのですが、これらについては現場工事の伴わない、工場での機器類の製作を行う予定にしております。また、焼却残渣受入設備などの土木工事といたしましては、設置スペースの掘削工事を現場で実施しますので、支障なく執行できると考えております。よろしくお願いいたします。

14番(須ア宏君)

短期でしょうけれども、頑張っていただきたいと思います。終わります。

議長(江口和雄君)

20番、馬場一彦君。

20番(馬場一彦君)

一点お伺いいたしたいと思います。
二ツ塚処分場費の補正予算について伺います。今回、補正予算ということで、浸出水管理人孔ナンバー1ポンプ設置工事ということで計上されておりますが、この件についてちょっと伺いたいと思います。
まず、先ほどの説明で、2期エリアの開場に伴う浸出水が発生するために工事を行いたいということで、ご説明ございましたが、そもそも二ツ塚処分場の浸出水対策の概要、そして目的について、少し説明していただければと思います。

議長(江口和雄君)

大内事業課長。

参事(大内浩之君)

二ツ塚処分場の浸出水対策の概要、目的というようなことでございます。
まず、浸出水対策の概要ということでございますが、浸出水、いわゆるごみに触れた水は、埋立層の下にあります管を通じて、一旦管理人孔というところに集められます。その後、ポンプ等を経由して、ポンプアップされて、浸出水処理施設の方に送られます。ここで放流基準以下にまで水質浄化された後、さらに公共下水道に放流されるということでございます。
ここで、浸出水処理施設でございますけれども、ここの施設能力を超えて浸出水が発生したような場合には、やむを得ず埋立層の内部に浸出水がたまってしまうというようなことが起こります。この状態は二ツ塚の施設に余計な水圧をかけたり、逆に埋立てたごみ自身に浮力が働いてしまったり、処分場内の有機物の分解に支障が生じたりするようなことが考えられます。それをできるだけ回避するために、なるべく浸出水を埋立層内にためないということが浸出水対策の基本目的となってくるわけでございます。以上です。

議長(江口和雄君)

20番、馬場一彦君。

20番(馬場一彦君)

ただいまの浸出水対策の概要、目的については、大体了解いたしました。しかし、何故今回の場合補正予算ということで実施しなければならなかったのでしょうか。その緊急性、必要性について、どのようにお考えか、ご見解を伺いたいと思います。

議長(江口和雄君)

大内事業課長。

参事(大内浩之君)

本工事の緊急性、必要性というようなことでございます。浸出水の増大については、当初大量に発生する浸出水を一時的にストックするための仮調整池というものを予定しておりました。この池は埋立てが完了した1期エリアの上に築造することを考えていたのですが、ごみの搬入量が予想以上に減少したということもございまして、1期エリアの埋立終了は少し先送りの状況になっております。したがいまして、仮調整池の工事に現在着手できていないといったような状況でございます。そこで、管理人孔の内部にポンプを直接設置して、直接しゃ水構造の上のたまった浸出水をくみ上げて、浸出水処理施設の方に送水するといった対策が急遽必要になったということでございます。しかし、浸出水処理施設で受け入れる量にも限度がございますので、仮調整池が完成した後は、このポンプでくみ上げた浸出水は仮調整池の方に送水するといったことを考えております。
防災対策は処分場管理の基本方針でもございます。これを怠ることは、処分場の受け入れをしていただいております日の出町の方にご迷惑をかけるといったことにもなりかねません。工事の趣旨をご理解の上、ご了解していただきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

議長(江口和雄君)

ほかに質疑はございませんか。26番、谷四男美君。

26番(谷四男美君)

さっき起債関係で、そちらから質疑がありまして、なるべくダブらない角度で、一部ダブることもありますけれども、伺いたいと思います。
14年度末の起債額については、前年度よりも減少しているという報告、これは表を見てもわかりますけれども、その中で、平成14年度末の現在高の関係でございます。具体的には、起債の数は何本ありまして、それぞれの本数のうちの現在高がどうなっているのか。
それから、さっき補正でもって3億290万円の組合債の補正があったのですけれども、多分これはエコセメントの事業に充てるものと推察されますけれども、これは主に工事が新しくふえたのか。あるいは、トータルの経費が膨らんだためか。そこら辺について、3億290万円の起債をプラスした原因ですね。エコセメントのどういった事業によって、これが生じたのか。
ここら辺はちょっとわかりませんので、もうちょっと説明してもらいたいなと。
今後の推移については、さっき説明がありましたので、起債のピークがどうなるかとか、そういうことでもし漏れた部分がありましたら、またお願いします。以上です。

議長(江口和雄君)

石崎管理課長。

管理課長(石崎明君)

若干、先ほどのご説明にダブる部分があるかと思いますが、改めてご説明申し上げます。
まずは、14年度末の起債の借り入れ本数でございますが、政府資金が12本、都の振興基金が5本、特定資金公共事業債が1本で、合計18本ございます。それぞれの現在高につきましては、政府資金がおよそ203億9,200万円、振興基金が23億5,500万円、特定資金事業債が5億7,800万円となってございます。
今後の公債費の償還の推移でございますけれども、今年度の償還額が約31億8,000万円、16年度はエコセメント施設建設に伴う起債を含めて29億7,000万円ということで、償還のピークは、先ほど申し上げましたように21年度が35億で最高で、その後、大体年間1億ずつぐらい減少していくと、そういう推移でございます。
なお、3億円の中身でございますが、先ほどエコセメント準備室長がご説明したとおり、新たな事業を追加したという形で、それには起債が認められますので、一般財源だけでなく、起債も充てる。これは勿論前倒しでございますから、起債総額がふえるということではございません。以上です。

議長(江口和雄君)

26番、谷君。

26番(谷四男美君)

それでは、再質疑いたします。
次に聞きたいのは、監査委員なんかでも、適債事業の厳選に努めるようという意見が述べられていますよね。償還方法のコメントもさっきちょっとなされております。地方債補正の2表の中で、いろいろな方法があるということでありますけれども、政府関係のこれについては、繰上償還とかそういうのはなかなか難しいのかなという気がします。そのほかに、何か特別なことを考えたことがあるのかどうか。償還に関する有利な方向というのは、何か考えたことがあるのか。
それと同時に、政府資金と都の関係と、それから特定資金。さっき1.2とか1.3%とか、説明がありましたよね。それぞれ利率というのはそんなに違わないものなのかどうか。それも含めてね。そういうことで、それぞれの自治体の今後の分賦金の傾向というのがだんだんわかってくると思うんですよね。
それと同時に、もう一点、ちょっと追加しておきたいのですけれども、エコセメント事業が途中で、要するにハード面でプラスの事業が途中でふえた場合は、さらにまた起債事業がふえるのかなという危惧も私はしないわけでもないのですが、そういったことは想定していないのかどうか。そこら辺は答えられる範囲で結構でございます。

議長(江口和雄君)

土屋管理者。

管理者(土屋正忠君)

最後の部分は私の方からお答えいたしますが、既にもう契約をしておりますので、その金額でいくと、このように考えております。

議長(江口和雄君)

石崎管理課長。

管理課長(石崎明君)

債券の有利な借り入れ等についてのご質問です。若干、先ほどのご質問に重なりますが、改めて申し上げます。
通常、起債につきましては、据置期間経過後は任意に債券の全部または一部を繰上償還することができるとされてはいるのですけれども、先ほど申し上げたとおり、金利が低下したときは、既発行の債券を期限前に繰上償還することは、発行者にとっては有利なことでありますが、このことは債券を購入した債権者の期待を裏切ることになるために、安定した投資対象として債券を選んだ債権者の期待を尊重する立場から、また債権者の長期的資金計画を保証する立場からも、通常行われてはおりません。当組合につきましてもこうした考え方により、起債の今後の償還に関しては、先ほど申し上げたように、繰上償還などを行う考え方は現在のところございません。
なお、政府資金以外の低利な借り入れについて検討しているかとのお尋ねでございますが、さきに申し上げましたとおり、現在の起債18本のうち、都の振興基金が5本、特定資金公共事業債が1本、合わせて6本が政府資金以外の起債となっております。勿論、起債に当たりましては、今後とも財政状況を十分に勘案しながら、こうした低利な起債について研究し、適債事業の厳選に努めてまいる所存でございます。
なお、利率につきましては、経済状況の変化におきまして相当変化がございます。初期のものですと、利率が一番高いのは6.2%というものがございました。これは谷戸沢処分場の建設事業の最後の借入金で、平成16年度、来年度で全部償還が終わりますけれども、こういったものもございます。現在、一番低いものは平成8年度に都の振興基金から借り入れました起債で、1.4%と。なお、今年度はさらに低い1.3%で頑張りたいということでございます。ただ、この点につきましては、経済が今度上向いてまいりますと、当然債券の利率が上がってまいりますので、痛しかゆしというところでございますが、その中で最も低利で安全なものを選ぶということでやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

議長(江口和雄君)

ほかに質疑はございませんね。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(江口和雄君)

これにて質疑を終了いたします。
これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(江口和雄君)

討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。
これより、議案第9号、平成15年度東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合一般会計補正予算(第1号)についてを挙手により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者 挙手〕

議長(江口和雄君)

挙手多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。

[日程第7]議案第10号 東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会会議規則の一部を改正する規則について

議長(江口和雄君)

日程第7、議案第10号、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
提出者より、提案理由の説明を求めます。土屋管理者。

管理者(土屋正忠君)

ただいま上程されました議案第10号、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会会議規則の一部を改正する規則についての提案理由をご説明申し上げます。
31ページをご参照願います。
本件は、地方自治法の改正に伴い、議案提出権が議員定数の8分の1から12分の1に下がったことによる改正でございます。これを本組合に当てはめますと、4人以上ということから、3人以上になりますので、3人以上に変えるものでございます。何卒よろしくお願いいたします。

議長(江口和雄君)

以上をもって、説明は終わりました。
質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(江口和雄君)

質疑なしと認めます。これにて質疑を終了いたします。
これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(江口和雄君)

討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。
これより、議案第10号、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会会議規則の一部を改正する規則についてを挙手により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者 挙手〕

議長(江口和雄君)

挙手全員であります。よって、本案は原案どおり可決されました。
用意した議案はすべて終了いたしました。
事務局より発言がありますので、お願いいたします。事務局長。

事務局長(影山竹夫君)

それでは、二点ほどご報告させていただきます。
まず、一点目でございますが、資料1をごらんいただきたいと思います。
エコセメント事業・プラント起工式でございます。これは、前回の議会でも日にち等はお知らせしたかと思いますが、正式に決まりまして、来年の1月26日月曜日、概ね10時からということで、場所は二ツ塚処分場内のエコセメント事業のプラントの敷地ということになろうかと思います。記念式典及びレセプションをやらせていただきますので、是非ここにご出席の組合議員の皆様のご列席をよろしくお願いします。正式には12月ごろに案内状を発送します。
次に、資料2をお開き願いたいと思います。谷戸沢処分場開場20周年記念行事でございます。これは先ほどからご質問もあったかと思いますが、今いろいろな検討をしている段階です。そのうち、とりあえず日程を押さえるという意味で、この記念行事については予めご報告させていただきます。これも、日程的には来年の5月15日土曜日ということで、記念式典をやります。併せて、多摩環境フェスティバルということで、記念式典に引き続きまして、かなり大規模な、多摩環境フェスティバルということで銘打って、26団体はもとより、東京都の後援なども受けながら、地元日の出町、自治会等も参加して、環境先進都市としての多摩地域をアピールするという目的でやらせていただきますので、これにつきましても組合議員の皆様の積極的な参加をお願いしたいということで、ちょっと早めですが、ご案内させていただきます。
それから、先ほどの質問に若干関係しますので、これに書いていないことで、いろいろ今検討していることについて若干触れますと、先ほど言いましたように、谷戸沢の旧管理センターの改修ですとか、ボランティアを募って谷戸沢の自然環境とかそういうものを案内する環境指導員制度の創設ですとか、そういうのを今議論しておりますので、またこれは次の予算議会のときに詳しくご報告させていただきたいと思います。以上です。

議長(江口和雄君)

続いて、管理課長から事務連絡がございます。

管理課長(石崎明君)

議員並びに随行の幹事の皆様に事務連絡をさせていただきます。
来る11月10日、11日にかけて、大阪府茨木市環境衛生センター及び大阪湾泉大津沖埋立処分場視察を行います。随行席のところに、参加される正副管理者、議員の皆様、幹事さんの行政視察概要を置かせていただきました。それから、11月10日、新大阪行きの新幹線の乗車券、これを併せて入っております。議員の皆様にお渡しをしていただきたいと思います。
それから、11月10日の朝、乗車する新幹線についてご案内申し上げます。午前8時53分に、ひかり265号が東京駅東海道新幹線14番線発車ホームに入線をいたしますので、7号車に各自ご乗車をお願いいたします。
ひかり265号は午前9時6分には東京駅を発車いたしてしまいますので、発車以前にそれぞれの席の方にお座りをいただきたいと思います。
なお、ご承知のとおり、今JR中央線が連続立体工事を行っているため、時々踏み切り等でいろいろ起こって、電車が遅れる場合もございますので、その点、少し余裕を持って東京駅においでいただけたらと思います。新幹線はかなり混んで出ておりますので、もし乗り遅れた場合は、次の列車で自由席もございますし、改めてということになりますが、なるべく一緒に会場まで行きたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。以上、事務連絡でございました。

3. 閉会宣告

議長(江口和雄君)

以上で、本日の議題は全て終了いたしました。
これをもって、平成15年第2回東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会定例会を閉会いたします。
どうもご苦労さまでした。

午後3時38分閉会

地方自治法123条第2項の規程によりここに署名する。
東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会
議長 江口 和雄
第15番議員 板谷 紀子
第25番議員 小幡 勝己

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